MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

小川の冬鳥

2012年01月31日 | あらかると

今日は朝から雲ひとつ無い晴天となった。

雲が一つも無いと言うことは、
日差したっぷりの窓際での「観天望気」が出来ないわけで、
近くの小川に出かけた。

小川の両岸は整備されていて散歩コースになっているが、
水質が良く、浅瀬が多いこともあって水鳥も多い。
夏には真菰などが生い茂るのだが、
その根や芽などが冬鳥の餌となっている。

とくに水に潜ることのできないカモ類の集団を
あちこちで見ることが出来る。

巻頭の写真は留鳥の「アオサギ」で小魚などを捕っている。
カワウなども飛来してきているので、
真冬にも拘らず魚は多いようである。

尾長鴨の集団。
この集団から斜面を2メートルほど登ると遊歩道になっている。


ヒドリガモの集団も多く、思い思いに餌を漁っている。


下の写真はこの川では珍しい「ハシビロガモ(嘴広鴨)」
嘴の先端部がヘラのようになっているのが特徴。
黒い頭と嘴に金色の目が印象的だった。


カワセミもこの小川を根城にしているようで、
毎日見ることが出来るが、いつ現れるかは不明。
別の場所で「ポン」という音が数回聞こえていたので、
よく見ると、カワセミが水中にダイビングする音だった。

5回ほどホバリングとダイビングを繰りかえし、
やや大きめのクチボソを捉えることができた。


雲ひとつない快晴だったが夕方には雲も出てきた。


で・・・・我が家のベランダからの「ダイヤモンド富士」は昨日だったようで、
今日の日没はやや右側にずれていた。
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寒中閑多し

2012年01月30日 | あらかると

寒い日が続き、先日降った雪はなかなか解けず、
場所によっては一日中アイスバーン状態で、
歩行にも輪行にも危険が孕んでいる。

下の写真は今日夕方の団地前広場の状態で、
完全に凍りついたままである。


階段の二段下りとかしていた若い時ほどの反射神経も薄れ、
運動不足の日々が続いているとあっては、
雪が完全に解け切らないと安心して外出も出来ない。

外出をしないから暇な時間も多い。
暇な時間は水槽の手入れをしたり、水彩画を描いたり、
断捨離をしたり・・・と、まあ色々である。

巻頭の写真は久しぶりに朝日に輝くスカイツリーと都心のビル群。

高度を飛ぶ航空機が残した飛行機雲が消えずに残り、
風に流されながら筋状の雲となり、
やがて上空に到達し、彩雲に変化しつつ通り過ぎて行った。


期待していた「ダイヤモンド富士」は、
下の写真のように、富士が黒雲に覆われてしまい出現しなかった。


富士付近から伸びた帯状の雲は東京上空にまで達していた。
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彩雲とダイヤモンド富士???

2012年01月29日 | あらかると

今日は、ダイヤモンド富士を撮るには条件が良かったが、
巻頭の写真のようにもう少しと言った感じである。

明日か明後日ごろが最もよいと思われるのだが、
このところ雲に隠れていることが多く、
勇み足での公開である。

下の写真程度でもう少し山頂に太陽が残っていたら・・・


下の三枚は昨日に現れた彩雲。
彩雲は雲の流れによって次々と色を変えたり、
色が消えたりで、観天望気をしていないと気付かないことも多い。






彩雲は、RAW現像時に肉眼で見た色に近いものに調整するのだが、
なかなか思い通りの色が出ないことのほうが多い。
しかも太陽の周辺に出ることが多いため、
片手で太陽を覆って彩雲を観察し、
太陽を避けて撮影することになる。
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桜草咲き始める

2012年01月28日 | あらかると

ベランダの桜草が28日に咲き始めた(巻頭の写真)。

桜草は10年ほど前に兄宅から戴いてきた一鉢だが、
毎年代を重ねて今日に至っている。

桜草が付ける種は発芽率が高く、
鉢の中やプランターに数十数百と発芽し育つのだが、
とくに面倒を見ないので自然に8割ぐらいが淘汰され、
10株くらいを鉢植えにするのだが、
これとて水遣り以外は何もしないので、
最後に残るのは2,3株であるが、これが立派に成長する。
繊細な花にも拘らず、生命力は強いようである。

今年は1株だけが残ったが、
今日の開花した花芽の有る茎以外に次々と蕾が生まれていて、
4月ぐらいには大きな鉢一杯に花を咲かせることだろう。

下の写真は1月19日に撮ったものだから、
巻頭の写真に成長するまでに10日を要していることになる。


下は一昨年のもので、1月1日には花を咲かせていた。
撮影日は2010年1月4日。


下の写真は2008年1月25日撮影で、
もしかすると今年のような気候だったのかもしれない。


桜草で有名なのは「さいたま市」の田島が原の桜草で、
大正時代に国の天然記念物に指定されている。
天然記念物なので人の手は加えられないが、
毎年咲いていると言う。

下の写真は2005年4月23日撮影。




で、
昨年春には水元公園で、鉢植えの桜草が展示されていた。
花の咲いていないものもあったが、鉢ごとに違う名前が書かれていた。
ということは、
「桜草愛好家」の世界は凄いことになっているのかもしれない。
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野良猫ピンチ!!

2012年01月27日 | あらかると

前に2度ほど紹介した猫たちピンチのようです。

巻頭の写真のように「この場所で猫に餌を与えないでください」と、
「お願い」書きが、数枚貼り出されました。
「この場所で」と言うのがせめてもの救いなのだが・・・・
つまり10m先の園外に移動すればよいだけなのです。

でも餌は与えられていないようで、
ベンチの近くで自転車を止めると10匹近くの猫が寄ってきた。
しかも前よりも警戒心が強くなったようで、
近くによると半数の猫は尻尾を向けて距離をとっている。

更に新参の子猫が(下の写真中央)、
写真を撮って歩いている私についてきます。
誰かに飼われていたのかもしれませんが、子猫を捨てては駄目です。

子猫はベンチの上で黒猫に猫パンチを食らっていましたが、
抵抗しないため、黒猫は子猫の首の周りを嗅ぎ始めた。
もしかすると新参者の子猫は仲間として認められたのかもしれません。


猫たちは餌が貰えないことで少し気が立っていたのかもしれません。
下の猫は三白眼で私を見つめていました。
でも私にとってはいい被写体となったのです。

巻頭の猫も下の猫も看板のところに立っていますが、
字の読めない猫ゆえ余計哀れさを感じた。


今まで餌を与えていた人は少しやりすぎだった感があり、
幾つもの食器を用意したり、
下の写真のように「水のみ場」まで用意していた。

食器の残り物を狙ってカラスもやってきた事でしょう。
カラスは餌場を覚えると毎日やってきて、
遂には餌場の近くに餌場の近くに巣を作り、
子が生まれると巣に近付くものは人でも襲うのです。



今日のサンセット。もう少しでダイヤモンド富士なのですが・・・
ダイヤモンド富士と言えば、
NHKニュースで「富士見坂」から富士が見えなくなると言うことが紹介されていた。
ビルが建設されることで見えなくなるのだそうで、
建設予定のビル関係者に色々と陳情し、富士の見える坂を守りたいと・・・・

守りたいと言う心情はわかるが、
都内では数知れないほど富士山の見える場所が消えているのです。
残念ですが経済の中心である東京と言うところはそういうところなのです。

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