MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「筑波山ライブカメラ」と「羽田空港周囲の航跡」

2021年02月20日 | あらかると


「筑波山」といえば万葉集にも詠まれている関東の名山である。
私も小学時代の遠足に始まり、高校時代の部活の歓迎会やデート、セーラー時代(海上自衛隊)は同僚とサイクリングに出かけたり、数人を案内したりした懐かしい山である。

そんな故郷の山に「ライブ中継カメラ(YouTube)」があることを最近知った。
男体山、女体山、筑波梅林の3か所に設置されており、24時間いつでも筑波山の今を知ることが出来る。
ライブカメラは「筑波チャンネル」で、とくに女体山頂からの富士山や関東の眺望は素晴らしい。
女体山頂のライブカメラはこちらから➜➜「🔴筑波山【女体山】 🎌Japan Live! 24/7

下の写真は2月18日20時59分の「スクリーンショット」で、この写真の左下には「東京スカイツリー(黄色の矢印の下)」と、空中には光の点(赤い矢印)が確認できた。


上記の写真を部分拡大したのが下の写真で、光の点は「羽田空港に離着陸する航空機灯」であろうと、直ぐにベランダに出てみると、案の定、航空機灯が見られた。


下の写真が我が家から見えていた航空機灯で、撮影時間も20時59分です。


ちなみに以前に長秒露出で航跡を撮ったものが下の写真で、羽田空港を離着陸する数機の航跡が見られる。


離陸間もない航跡で、右側のビルは市川の「アイ・リンクタウン」


やがて航空機は2棟のアイリンクタウンの南から夜空へ・・・。


離陸した航空機は目的地によってさまざまな方向に消えてゆくが、北に向かう航空機は当地の上空を通過することが多く、下の写真は夏場の日没時に撮ったものである。


下の写真は上空を通過している夜間の航跡。


南風の時は着陸時の航路にもなっていたが、昨年、午後の航路が変更されたため下の写真のような機影は撮れなくなってしまった。


筑波山からの「ライブカメラ」からは天気の情報も予想でき、毎日のようにチェックしているが、チェックのたびに、ライブカメラでは知ることのできない故郷の一部を「望遠レンズで撮りたい」と思うようになり、今年は訪問してみようと思っている。
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「爆弾低気圧」と「二重虹」と「澄んだ借景」

2021年02月15日 | あらかると


急速に台風並みに発達した「爆弾低気圧(気象用語ではない)」が、当地を直撃したが、
通過直後には久し振りに美しい「二重虹」が出現した。
ということで、2月15日の一日をカメラで追ってみた。

早朝から雲に覆われどんよりとしていたが、わずかの時間に朝焼け空が現れた。ただ、雲の流れや形がやや異様で、「嵐の前の静けさ」そのものだった。

下の写真は日の出時刻10分前の「朝焼け」で6時18分撮影。


午後には低気圧の通過があり、豪雨が当地を襲い、近場にある運動場が冠水した。このように全面に冠水することは殆どなく、私にとっては初見の光景となった。

やや小雨の中を撮ったのが下の写真(14時19分撮影)


天気の回復は遅れるであろうと予測し、ネットサーフィンを楽しんでいると、部屋に光が差し込んできたので、ベランダに出てみると、ネットニュースにもなっていた副虹のある「二重虹」が出現していた。
ちなみに副虹の色の並びは「主虹」とは逆になっている。

下の写真は16時42分撮影。


「爆弾低気圧」は、まさに台風の通過と同じように「驀進」し、天候の回復も早く、しかも余分な塵を洗うので「澄んだ空気」が「借景」を覆った。
下の写真は箱根方面の山塊だが(16時44分撮影)、


8分後の16時52分には、雲が取れ下の写真中央の「箱根山(山頂がやや平ら)」も現れた。


やや夕焼け空に染まってきた17時21分には、地表近くの雲が残っているものの、山を覆っていた雲が無くなり、一気に天候は回復した。


下の写真は上記の写真を撮ってから2分後の17時23分に撮影した都心方面の借景で、雲一つない快晴になっていた。
写真左には「東京スカイツリー」、右側には富士の雄姿が見られる。


下の写真は更に1時間後の18時21分撮影の都心方面の借景。

東京スカイツリーの2月15日のライトアップは青色が主で、
スカイツリーのホームページによると、
「世界的に拡がる新型コロナウイルス感染症に、『世界が一丸となって立ち向かい、みんなで打ち勝とう』という思いを込めて、地球をイメージした青色の特別ライティングを点灯します。 」
との意が込められていた。

左端の赤い塔が「東京タワー」
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「光のパイプオルガン」と「サンピラー」

2021年02月03日 | 写真


2月2日のYahooニュースで、
2日午後4時ごろ東京都内で「天使のはしご」が観測された。
との記事が記載されていたが、
当地から都心方面にかかる「天使のはしご(薄明光線・光のパイプオルガン)」は、
意外と出現しており、2日には私も撮っている。

(下の写真・16時06分撮影)


太陽や雲の移動とともに光線具合はさまざまに変化し、
下の写真は16時08分の撮影である。


更に一分後、東京スカイツリーを中心に16時09分に撮影。


16時09分の薄明光線の全体を撮ったのが下の写真。


16時40分には雲が切れ、日も沈みかけており、都心の天使のはしごも無くなっていた。


「天使のはしご」は朝の日の出時間帯にも表れていて、
下の写真は2日の午前7時02分の撮影である。


下は同じ7時05分の「天使のはしご」全体の光景。


ちなみに巻頭の写真は以前、日の出時に現れた太陽柱で「サンピラー」とも呼ばれる現象で、これほど規模の大きいのは初見だった。

もしかすると1月27日に見られた富士山頂からの光芒もサンピラーだったかもしれないが、上空の雲に遮られ、長く伸びることはなかった(下の写真)。


なお、「光のパイプオルガン」については過去に投稿しており、
その一部は新聞社に貸与し新聞に載ったことがある。
詳細はこちらから
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