MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

懸巣、瑠璃立羽、集団越冬する紫燕など

2016年12月10日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


先日の大町公園で友人と共にベンチで休んで居ると、
近くの高木にやや大きな野鳥が止まった。
昨年撮影した個体よりはやや小さめだったが、
「懸巣(カケス)・巻頭の写真」が、団栗を咥えて止まっていた。

冬場に大町公園にやってくるが「ジャァー」と言う鳴声が独特なので、
すぐにその存在を知ることができるが、
声はすれど姿は見えずで、姿を発見するのはなかなか難しい。
ところが、
この写真を撮った時は啼かずにやってきたので、
ベンチで休んでいるときも、目線は林に置いておく必要があるようだ。

次は「ルリタテハ」
これも成虫で越冬する蝶だが、なんと樹液場に現れ吸水していた。
暖かな日光と美味な樹液という「一石二鳥」的な蝶の姿も面白いが、
むしろ、冬場でも樹液が出ていることのほうが珍しいかもしれない。


「集団越冬を始めた紫燕(ムラサキツバメ)」
昨年と同じ場所での越冬で、一昨日は7頭ほどの蝶が確認できた。
昨年は20頭近い集団だったので、今後数を増やしていくことだろう。


「冬薔薇・ノックアウト(薔薇の品種名)」
数十年ぶりの11月の積雪や霜などを乗り越えて、今が満開である。


根元近くには真っ赤なローズヒップが冬の陽を浴びていた。


薔薇園の日向でのんびりとコーヒータイム。
上空を「British Airways」の旅客機が通過していたが、
目的地はヒースローだろうか?
以前は「英国航空」と呼ばれており、ジャンボが主力で私も搭乗経験があるが、
国内航空会社(バブル期のJAL401便)よりもゆったりとした座席や、
ヒースロー到着まで機内サービス(パンや飲み物)を行っていたのを覚えている。
いまでもそのようなサービスは変わらないのだろうか?


「今朝の真白き富士山」


そして今夕の残照の中の富士山。


「英・伊・仏」の美術館や博物館めぐりはもう一度行ってみたい。
大英博物館やナショナルギャラリー、バチカンの美の回廊やフォロロマーノ、
ルーブルやオルセーなどなど、のんびりと一人気儘に・・・・。
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