MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

COOLPIX B700を使いこなす(5) 野鳥を撮る

2016年12月26日 | あらかると


シーンモードでの「鳥」で撮影したのは前にも紹介したが、
最近の大町公園では昆虫等が少なく、
遊歩道周囲で目にすることの多い野鳥を撮る事が多くなっている。

一昨日は至近距離(約2m)で「蒿雀(アオジ)」を撮ったが、
余りに近すぎると「鳥」モードではAFピントが合わず、
「オート撮影モード(青いカメラマーク)」で撮影するしかなかった。
(撮影データ・ISO400、露出1/100、絞りF/5.6、焦点距離900mm(35mm換算)


近い被写体ほど解像度が良いことは以前にもお伝えしたが、
このアオジについても結果は一緒で、
下の写真のように羽毛の細部までが写し取られていた。


「白腹(シロハラ)」
頭上約5mを「鳥モード」で撮影。
望遠端の1440mmで撮影したが、「手ブレ補正」が良く機能している。
30m先の小鳥も何とかブレずに撮ることができるようだ。
(撮影データ・ISO100、露出1/250、絞りF/6.5、焦点距離1440mm(35mm換算)


「山雀(ヤマガラ)」
地上の枯れ草の中から草の実を見つけては、
樹上に移動し、枝の上で実を脚で押さえながら食べていた。
約10mほど離れていたが、これも望遠端で撮影。
(撮影データ・鳥モード、ISO400、露出1/100、絞りF/6.5、焦点距離1440mm(35mm換算)


「翡翠(カワセミ)」
被写体まで約12mで、丸々と見えているのは、
寒さのため羽毛を膨らませているためで、スズメ等にも見られる。
(撮影データ・鳥モード、ISO400、露出1/80、絞りF/6.5、焦点距離1440mm(35mm換算)


「百舌(モズ♀)」
約15mほど先の枯葦に止まっていた。
(撮影データ・鳥モード、ISO100、露出1/320、絞りF/6.5、焦点距離1440mm(35mm換算)


巻頭の写真は「四十雀(シジュウカラ)」で、被写体までの距離は3m。
(撮影データ・鳥モード、ISO220、露出1/250、絞りF/6.5、焦点距離1440mm(35mm換算)

望遠端で手持ち撮影する場合は手ブレのことも考慮し、
数ショット撮ることを心掛ければ、満足のいく画像を得られるようである。
なお、機動性重視のため三脚は利用していません。
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市川市で発生した廃材置場火災の遠望

2016年12月25日 | 写真


日の出前に、朝焼けなどの観天望気のためベランダに出ると、
ほぼ真南方向地平近くに、火災の煙のようなものを発見(下の写真6時38分撮影)。
しかも、煙は長く数十キロ以上も伸びていおり、
長い時間燃え続けていることが、素人目にも判断できた。


煙の立ち上る勢いなどから火の勢いもすごそうである。


何の火災か???・・とネットニュースを検索するも全く見当たらず、
実際にニュースとして登場したのは7時半過ぎだった。
鉄屑などのスクラップ火災とのことだった。
午前3時過ぎに火災が発生したようであるが・・・早朝のニュースにはならなかった。


幸い北西からの風だったため、当地への影響は無かったが、
もしもの南風だったら・・・・・当地にも悪臭が漂ったことだろう。
当地から火災現場までは12~13kmほどである。


鉄屑などのスクラップ火災といえば、
昨年12月18日には船橋市の廃材置場でも火災が発生している。
このときは西よりの風がやや強く、煙の流れ方も急だった。


このときも一日中燃え続き、日没時には煙が茜色に染まった。


昨年に引き続き今年もほぼ同じ時期に、同じ廃材置場が焼けているのである。

最近は当地でも、空き地にフィンスなどで目隠しをした廃材置場があちこちにあり、
行政による指導監督を徹底して欲しいと思う。

巻頭の写真は今日の大町公園で撮影した「アオジ」。
最近は人に馴れてきたようで、私の目の前2m程でこちらの様子を伺っていた。
その目は、何かを訴えかけているようにも見えるが・・・・・。
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冬の花(蝋梅、枇杷、八手、冬薔薇、蒲公英、春紫苑など)

2016年12月24日 | あらかると


気象庁のデータに寄れば、22日、23日と当地の最高気温は19度を越えた。

そんな22日にとある公園で、八手の花に蝶が止まって吸蜜する姿を見つけた(下の写真)。
蝶は成虫で越冬する「ムラサキシジミ」で、
暖かさに誘われて越冬地から飛んで来たようだ。


と言うことで、今日はこの2~3日に撮影した、真冬に咲いている花を紹介。

巻頭の写真は「21世紀の森と広場」で満開になっていた「蝋梅」で、
毎年のように12月半ばごろには開花している。

下の写真はおなじ21世紀の森と広場の「枇杷の花」で、
多くの花虻を集めていた。


21世紀の森と広場では、雑草地の中を探すと蒲公英なども咲いている。
茎は極端に短く、花は芝生よりも低い位置で開花している。
先月は、これも成虫で越冬するベニシジミが吸蜜していた。


大町公園でも「蝋梅」が咲き始めており、
毎日のように公園を散歩し自然への憧憬が深い常連さんは、
12月に咲くのは極めて珍しいことだと・・・・。


大町公園の薔薇園では四季咲きのバラが咲いている。
初冬の頃よりは花数が減っているが、冬薔薇としての情緒がある。


「春紫苑」
大町公園の長田谷津の湿地で咲いていた。
湧水の多い公園で真冬でも凍ることは無く、
湧水の暖かさで小川の周囲はすでに「冬萌え」状態である。


「連翹」
昨年も冬場に咲いているのを見ているが「返り咲き」なのか、
春の先取りなのかは不明で、春には普通に開花している。


日当たりの良い農地ではすでに、ホトケノザやオオイヌノフグリも咲いている。

今年も残すところあと1週間、年が明ければ「初春」なのだが・・・・
真の厳冬期は2月であるというデータもある。
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東京スカイツリー三題と遠景筑波山

2016年12月23日 | あらかると


公園を歩いて居ると、知人との今日の挨拶は殆ど「暑いですね」で、
防寒着を脱いで歩いている人も多く、私もその一人となった。
しかし、
午後からはやや風が強くなり空気も乾燥し始めた。

午後3時過ぎには上空が一面の雲に覆われたが、
北側と南側には青空が広がっており、都心付近には「薄明光線」も見られた。

「薄明光線に浮かび上がる東京スカイツリー」


16時30分過ぎに日没、残照の夕焼けの中、都心のビル群はシルエットになった。
「残照のなかでシルエットトなった東京スカイツリー」


18時ごろにはとっぷりと日が暮れて、
都心のビル群は澄み切った空気の中で色彩豊かに鮮やかに輝いていた。
「東京スカイツリーと六本木ヒルズ(写真左Mマーク)」


今日の15時過ぎからの空気は澄んでいて、
箱根山塊の頂上(山の名は調査中)近くにはアンテナのような工作物が写っていた。


さらに、団地の廊下から見える筑波山も樹木らしきデティールが見え、
男体山のアンテナや、女体山頂近くのロープウェイの駅舎も見えていた。


下の写真はNIKON-B700の1440mmで撮影したもので、
ロープウェイのロープ(下の写真矢印の下)も見えるほどだった。


これほどに鮮明に見える筑波山も久し振りで、もしかすると2011年3月以来である。
下の写真が2011年3月2日撮影の筑波山。


巻頭の写真のように都心も久し振りにクリヤーな夜景となっているが、
こんな日は当然のように「放射冷却」が厳しくなり、
明日の当地の最低気温は6℃との予報が出ている。
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枯野 (写真俳句)

2016年12月22日 | 写真俳句

この時期は、15時を過ぎると太陽は傾き平地の陽射しは斜光気味となる。
公園の葦原を歩いて居ると、その斜光が枯れた葦の穂を照らし出していた。

公園を歩く人も14時を過ぎると極端に少なくなっている今日この頃である。

今日の日の入りは16時32分(東京・以下同じ)だが、
最も日の入りが早かったのは12月5日で、16時27分54秒だったので、
日の入りは5分ほど遅くなっている。
しかし、
今日の日の出は06時46分43秒で、
1月7日の06時50分41秒まで少しずつ遅くなっている。
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