MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

彩雲と虹のような幻日

2015年09月30日 | あらかると

朝から晴れて湿度も低く、秋らしい一日となった。
夕方、やや風のあるベランダでTシャツ1枚で写真をとって居ると、
この秋初めての肌寒さを感じたほどである。

まだ直射日光は強く、魚釣りやフィールドのポタリングにはいまいちだが、
日陰では涼しく公園などの逍遥には最適である。

朝から秋らしい鱗雲が出ており、北西の風に流れては生まれていたが、
その雲の白さがまぶしいほどで、面白そうな雲を見つけては撮り、
大町公園内では、彩雲なども撮る事が出来た。


薄雲が太陽の下を通過するときは普通に見られる彩雲なのだが、
太陽の近くなので、太陽が隠れるように工夫して撮る必要がある。


夕刻、ベランダに出て雲の面白さを撮って居ると、
分断されたような幻日が現れた。
「16時30分撮影」


やがて通常見られる幻日になったが・・・・
「16時32分撮影」


その7分後には、縦型の虹のような長い幻日へと変化した。
幻日は何度も見ているが、縦に長さのある幻日を見るのは初めてだった。
「16時39分撮影」


上の写真を撮った直後から幻日は急速に色を失っていったが、
消えかかる間際、幻日の上を旅客機が通過した。(巻頭の写真・16時39分撮影)

16時57分、西の空が茜色に染まりかかった頃、再び幻日が出現したが、
約1分ほどで消えてしまった。


今日は、大町公園の昆虫や秋の花、彩雲、雲の変化、
夕刻には幻日や日没時の夕景等を撮り、気が付くと200コマ以上撮っていた。
やはり・・・写真撮影は涼しい晴れの日が面白い。

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市川市大町公園、秋の果実など

2015年09月29日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

大町公園内では、秋を迎え植物たちが様々な種や果実を実らせている。
すでに紹介したものもあるが、
本日の園内逍遥で撮ってきたものを紹介。

「三つ葉アケビ」
アケビは下の写真のように実が裂けると完熟であり、
種を包んでいるゼリー状の部分を口に含むと素朴な甘みがある。
昔、丹沢・塔ヶ岳登山の折、水場への道で見つけて口に含んでみたが、
種が多く(慣れた人は種ごと食べるらしい)甘みだけを味わったことがあるが、
食べ物としての馴染みが無く、口にしたのはたったこの一度だけである。


「オニグルミ」
外皮が変色し始め、このまま収穫して腐らせると種だけが残る。
胡桃の木は田舎の実家にあって食べたこともあるが、
道路拡張による敷地の売却により無くなった。


「野茨の実と雀瓜」
赤い実が野茨で、ローズヒッブティとして利用することができる。
青く丸い実がスズメウリで、熟してくると白くなる。


「辛夷の果実」
あちこちで辛夷の実が裂け、赤い種が現れている。
で・・・この赤い種の露出しているバリエーションが面白く、
十数コマも撮ってしまった。


「蔓豆の果実」
写真的にはまるで大豆(枝豆)のようだが、莢の大きさは3cmほどしかない。
調べてみると「マメ科ダイズ属」で、大豆との交雑種も有ると言う。


「ヤブ豆の花」
蔓豆の近くに咲いていたのだが、花の形が蔓豆とは異なり、
調べた結果「藪豆の花」と確認できた。
私にとっては初見の花だった。


「イヌショウマの花」
ブラシのような咲き方が不思議だったので撮り、調べた結果イヌショウマだった。
これも私にとっては初見の花だった。


巻頭の写真は「三つ葉アケビの果実」で、カメムシが写りこんでいた。
カメムシの名は特定できなかったが、カメムシの好物なのかもしれない。
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久し振りの大津川ポタリング

2015年09月28日 | あらかると

今日の天気予報は、晴れで最高気温も25度前後と言うことで、
久し振りに大津川へポタリング。
前回の大津川周辺ポタリングは4月22日だったので、実に5ヶ月ぶりとなった。

快晴とあって、踏み込むペダルも気持ちよかったが、
やはり直射日光下は真夏並で、しかも10時ごろまでは無風状態だったため、
水分を補給しつつ日陰を見つけては休んでいた。

下の写真は逆井付近の大津川で、
昨年はジャングルのごとくオオブタクサが繁茂していたが、
今年はアレチウリが繁茂していた。


晩秋から晩春にかけては散歩する人も多く、
堤防の上は自転車が走れるほどに土が露出するのだが、
今はまさに「夏草が生い茂るだけ」の状態で、徒歩で歩くのも危険な状態である。
昨年は晩秋になってから草刈が行われているので、
今年も晩秋までは堤防上のポタリングは無理のようである。


ただ草叢になっている分昆虫類も多く、
蛇や毒虫対策のためズボンの裾を縛って草叢に侵入してみた。
が・・・・
公園の昆虫達と違って人に慣れておらず、逃げ足も速い。

「精霊飛蝗褐色型(ショウリョウバッタ)」


「土蝗(ツチイナゴ)」


「姫赤立羽(ヒメアカタテハ)」アレチウリの花で吸蜜していた。


「金毛腹長土蜂(キンケハラナガツチバチ)」
花はヒメジョオンで背丈はまだ小さいが、晩秋には1m以上に育つ。


「菊芋の花」
止まっているのは金毛腹長土蜂であろうと思われる。
シャッターを切った瞬間に落ちるように入ってきた。


巻頭の写真は、
野生の韮の花で吸密する褄黒雹紋(ツマグロヒョウモン)の雌雄。
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今宵は十五夜、そして明日はスーパームーン

2015年09月27日 | 写真

久し振りに見る夕焼を撮っていたところ、
東の空の雲間から「十五夜お月様」が出てきた。

17時37分撮影


17時38分撮影、やや赤みを帯びていた。



巻頭の写真は17時40分撮影

そして明日は「スーパームーン」が見られるのです。
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海自下総航空基地開設56周年記念行事に行ってきた(2)

2015年09月27日 | あらかると

航空機の展示は昨年とほぼ変わらなかったが、
救難飛行艇のUS-2は今年4月の事故が影響してか展示が行われなかった。

人気を集めていたのはやはり、ジェットエンジンを積んだ対潜哨戒機の「P-1(全長38M)」で、
機体もこれまでの主力だった「P-3C(全長35.6M)」よりも一回り大きい。


主翼の前面には、前縁フラップ(高揚力装置)が取り付けられており、
離着陸時の揚力係数を高める働きをするというが、
前縁フラップのある航空機を見るのは初めてだった。


「P-1越しの滑走路側会場光景」
尾翼にある「3」は海自第三航空隊であることを示しており、
かっては、第51航空隊(通称・実験航空隊)などと共に、
下総基地第4航空群の所属であったが、1973年第4航空群の厚木基地へ移転に伴い移転している。


「陸自・CH-47チヌーク(ボーイング・バートル社)」


「空自・C-130ハーキュリーズ(ロッキード社)」




今年は習志野空挺団による落下傘降下はプログラムに入っておらず、
新型消防車による消防車放水展示があった(巻頭の写真)。


「P-3C(オライオン) 5060号機(第203教育航空隊)」


下の写真は上の写真と同機で、大町公園上空などで時々目にすることがあり、
チャンスがあればカメラを向けて撮っている。
鎌ヶ谷上空あたりでコースを変え、下総基地へと着陸する。


私が下総基地第4航空群第51航空隊の本部に勤務していた頃の主力機だった、
P-2V(ネプチューン)やS2F(トラッカー)は過去のものになってしまった。
基地内の施設も格納庫以外は殆どが変わってしまったが、
当時の51空本部横にあった桜の若木は、大木になっていた。
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