朝から晴れて湿度も低く、秋らしい一日となった。
夕方、やや風のあるベランダでTシャツ1枚で写真をとって居ると、
この秋初めての肌寒さを感じたほどである。
まだ直射日光は強く、魚釣りやフィールドのポタリングにはいまいちだが、
日陰では涼しく公園などの逍遥には最適である。
朝から秋らしい鱗雲が出ており、北西の風に流れては生まれていたが、
その雲の白さがまぶしいほどで、面白そうな雲を見つけては撮り、
大町公園内では、彩雲なども撮る事が出来た。
薄雲が太陽の下を通過するときは普通に見られる彩雲なのだが、
太陽の近くなので、太陽が隠れるように工夫して撮る必要がある。
夕刻、ベランダに出て雲の面白さを撮って居ると、
分断されたような幻日が現れた。
「16時30分撮影」
やがて通常見られる幻日になったが・・・・
「16時32分撮影」
その7分後には、縦型の虹のような長い幻日へと変化した。
幻日は何度も見ているが、縦に長さのある幻日を見るのは初めてだった。
「16時39分撮影」
上の写真を撮った直後から幻日は急速に色を失っていったが、
消えかかる間際、幻日の上を旅客機が通過した。(巻頭の写真・16時39分撮影)
16時57分、西の空が茜色に染まりかかった頃、再び幻日が出現したが、
約1分ほどで消えてしまった。
今日は、大町公園の昆虫や秋の花、彩雲、雲の変化、
夕刻には幻日や日没時の夕景等を撮り、気が付くと200コマ以上撮っていた。
やはり・・・写真撮影は涼しい晴れの日が面白い。