MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

マクロな世界を撮ってみると・・・・

2013年04月30日 | 写真

巻頭の写真はどう見ても雑草にしか見えないが、
正体は湿気のある土地などに生えている「苔」を、
デジカメのマクロモードで撮ったもの。

公園の雑木林の中にある遊歩道の横に生えていたが、
春らしい緑の柔らかさを醸していて、何となく美味しそう。


つぎは「ツボスミレ」で、
これも小さな花で、肉眼では微かに模様らしきがあるのが確認できる程度。
マクロモードで撮ると模様の美しさに自然界の驚異を感じます。


近くの紫陽花の葉の上には、白黒斑の丸い甲虫が休憩中。
成虫になると美しい金緑色となるアカスジキンカメムシの5齢幼虫で、
わずかながら赤や金緑色の小さなドットがキラキラと・・・
この成虫をはじめて見たのも紫陽花の花の上だったから、
紫陽花が食草なのかもしれない。


最後はベランダのプランターでいつの間にか成長していた(3月18日既報)、
まだ10cmにも満たない「柑橘類」の苗の先端に付いた、
花の蕾のようなもの。
木が小さすぎて実をつけることはないとと思われるが、
どんな柑橘が生るのかは気になっている。
しかし、
成長して実が生らないと判別は不可能で、
何年先のことになるやら・・・・・。
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ジャコウアゲハ蝶産卵中

2013年04月29日 | 写真

久し振りに風のない日和となったので近隣をポタリング。

とある公園をポタリングしていると、
アゲハチョウが飛んでいて、同じところを飛び回っていたので、
自転車を下り暫く観察しつつ、カメラを向けた。

飛び回っている蝶を望遠で狙って撮るというのは難しいが、
ピントを合わせるためのオートフォーカスも殆ど役に立たず、
マニュアルフォーカスで追うのでさらに撮影は難しくなる。


とりあえず種類が特定できそうな写真が撮れたので、
さらに観察を続けているとやっと草の葉に止まった。


やがて羽ばたきをやめて静止し、絶好のシャッターチャンスが訪れた。
が・・・・手前に生垣があり近寄れない。


で・・・・・
撮っているときは「ピント合わせに集中」していたので、
「産卵中」だったことは判らなかったが、
RAW現像中に産卵中だった事が判明し、私にとっては貴重な画像となった。


巻頭の写真は産卵のために赤い尻を曲げ、「葉」に産卵していた様子である。
調査の結果、翅の模様や、体全体に赤みがあることから「ジャコウアゲハ(麝香揚羽)」と判明した。



ところで昨年の7月に「コウテイアゲハ」と紹介した蝶も、
今回精査した結果、ジャコウアゲハと判明したので、修正しました。


翅が白みを帯び、腹部に赤みが残っていることなどの形態から、
ジャコウアゲハとしました。
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連休の夜景色

2013年04月28日 | 写真

大型連休で当団地も何となく閑散としているが、
近所にある保育園と、幼稚園が休園のための影響のようである。

私もこの2日間は寒さとやや強い風のため、
インドア派となっている。

連休で工場が休業状態となっている上に、
晴れて空気が冷えると夜景が澄んでくる。

ということでベランダからの数時間前の夜景を。

巻頭の写真は、連休で大変な賑わいとなっている東京スカイツリー。

下の写真は我が家からほぼ真南にある「葛西臨海公園」方向で、
ビルの上で半円形に輝いているのが臨海公園の観覧車。
赤いランプが6個点灯している鉄塔の右下で輝くのは「東京ゲートブリッジ」


東方向には、新鎌ヶ谷駅周辺のビル群があり、


西方向には新宿のNTTの尖塔が見える(煙突の直ぐ右側)。
下に不夜城のごとく輝いているビルは最近開業した「新東京病院」。


10秒以上の長時間露光にすると、
羽田空港を離発着する航空機の航跡を写し撮ることもできる。


夜景撮影で自動的にノイズリダクションされた画像は、
ノイズの無い画像なのだが、
そのまま縮小すると(4592×3056pic→750×499pic)再びノイズが現れ、
現在利用している画像ソフトではその修正が難しく、
画像的には美しくないが雰囲気だけでもお伝えできればと思い使っています。
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ゴールデンウィークは外遊しよう!!

2013年04月27日 | あらかると

サラリーマン時代の楽しみは、
働くことによる俸給で「自分の夢を実現する」ことであり、
自己啓発的連鎖のように、
「夢を達成する」ことにより、さらに夢の高みへと挑戦していくことである。

会社に勤務している間は「会社の目標達成」のために、
個人的な自由は束縛されるが、その束縛の代償が給与なのであるから、
ある程度の忍耐は必要である。

が・・・・・
束縛は毎日ではないし、基本的には出社から退社までであり、
会社行事などの例外を除き、
退社後や日曜祝日まで束縛されないのが普通である。
(但し背広を着て家をでたときから「○○会社社員」というレッテルが貼られ、
丸々会社の代表であるという意識は必要である)

日本には、ゴールデンウィーク、夏季休暇(お盆休み)、年末年始休暇と、
サラリーマンにとって纏まって休める時期がある。
この時期に合わせて旅行する人も多いが、
出来れば国内旅行より安いかも知れない海外旅行をお勧めしたい。

慣れないうちは観光名所ばかりを巡るツアーもいいが、
異国に溶け込み異人と接するためには個人旅行が面白い。


私はゴールデンウィーク(以下GW)を外して海外旅行に行っていたが、
過去のパスポートを調べてみると3回だけGWに行っていた。

一つは友人に誘われて「台湾へのゴルフツアー」と、
社内旅行の「フィリピン(私の年代はフィリッピンと呼ぶ)」と「英伊仏」であり、
年末年始やお盆を外した前後の渡航が多かった。


巻頭の写真は最初の英伊仏のときにショッピングした、
ロンドンの「背広」の名の由来になったという、
「SAVILE LOW(セビルロー)」通り。

このときは、ヒースロー空港に着くや否や、
IRA(アイルランド共和軍)が爆弾を仕掛けたという騒ぎがあり、入国待機。
暇だと遊びに走るのが遊んでいる男の常であるかのように、
トランプで「おいちょかぶ」が始まった。
写真を見ても判るようにこのときは掛け金が100円単位だったが、
イタリアのバスの中では千円単位になっていた。
結局一番勝った者が軽食代などを出して結果的には赤字だったらしい。


ウィンザー城などを回り、


コロッセオやフランスの凱旋門のモデルとなったローマの凱旋門を回り、


バチカン市国のバチカン宮殿などを回り、


フランス入国。
エッフェル塔やベルサイユ宮殿など観光名所を回り、


ゴルフなどを楽しんだ。
ただ、日本のようにハーフ(9ホール)で休憩(昼食)する方式ではなく、
慣れないラウンド(18ホール)方式だったので、いいスコアにはならなかった。


フランスでゴルフなんて、もう2度とないだろうが、
そういう意味では充実していた年代だったのかもしれない。
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藤の花の名所かも・・「市川市・大町公園」

2013年04月26日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

藤の花があちこちの公園で満開を迎えている。

で・・・・・
最近気付いたのが「大町公園」の藤の木の多さである。
これほど藤の木のある公園も珍しく、
隠れた「藤の名所」といっても良いのかもしれない。

自然観察園の遊歩道を歩いて、歩みを止め周りを見回すと、
どこかに藤の花が見えている。

高樹林の間に顔を見せていたり、


遊歩道の直ぐ横にも花を咲かせている。


直ぐ目の前に咲いているものは、
手に取って鑑賞したり、撮影することも出来る。


バラ園の藤棚も満開である。


薔薇の髪飾りと、一輪の薔薇を手に持った少女のブロンズ像が、
藤の花に囲まれてより華やいだようである。

ブロンズ像の前にあるバラ園も、
数多くの蕾をつけていて、まもなく春薔薇の季節を迎える。
このバラ園は数年前から「京成薔薇園芸」の下請けを得て、
この2~3年見事な花を咲かせている。


藤の花は散り始めているものもあるが、
巻頭の写真のように、房の先端はまだ蕾のものもあり(25日撮影)、
連休の前半ぐらいは見ることが出来るものと思われる。

散った藤の蘂を撮っていると、
カルガモがこちらに顔を向けて「近付くな!!」といわんばかりに鳴いていたが、
近くで雌が抱卵していたのであろう。
普通は番で行動していることが多いカルガモなので、
この季節に一羽だけで居るということは、雌がどこかで抱卵中なのである。

まもなく川や池の水際でカルガモの親子連れに出会うことだろう。
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