MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

枯葉(写真俳句)

2016年12月18日 | 写真俳句

近くの自然公園で、先々週まで確認できていた「蜘蛛の巣」も、
最近は殆ど見られなくなり、残った蜘蛛の糸には枯葉がぶら下がっていた。

この季節に良く見られる光景で珍しいことではないのだが、
夏場には荒々しく獲物を糸でぐるぐる巻きにしていた蜘蛛も、
厳冬期を前に姿を消してしまったと言うことである。

紫燕蝶のように越冬する蜘蛛もいるようだが、
その多くは「卵」の形で冬を越し、来春生まれてくる。

自然の摂理なのだが、
写真のような光景を見て「あはれ」と思うのは少数派なのかもしれない。

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