MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

弥生3月に出会った蝶たち

2014年03月31日 | あらかると

今日で3月も終わりである。
で、
明日からは消費税が上がるが大したことではない。
すでに決定してしまったものは論評しても無駄なのである。

急に暖かくなり、寒の戻りのないままに暖かい日が続いている。
ある地域では夏日を記録したなどのニュースも流れた。
この暖かさのために、桜をはじめ様々な野の花も一斉に咲き始めていて、
先日満開だった河津桜はすでに葉桜になっている。

虫の世界も同じで、一斉に活動を始めている。
ということで、
今日は3月中に出会った蝶たちを紹介。

今年の春に一番最初に見られたのが「キタテハ」。
ちなみに、下の蝶は花の「吸蜜」ではなく、泥濘の吸水をしている。


次にルリタテハ。以下私が見た順に紹介。


タテハチョウの次には姫踊子草を抱えて吸蜜する「モンシロチョウ」


そして先日のポタリングで見た、蒲公英で吸蜜中の「モンキチョウ」


水元公園で大寒桜を撮っているときに現れた「黄揚羽」で、
ホトケノザで吸蜜中だった。


黄揚羽は産卵行動ではないかと思われる体制でじっとしていた。


次ぎは一昨日大町公園で見つけた「ツマキチョウ(既報)」や、
アカタテハ。


同じ日には、アオキの葉の上で暖を取る「ウラギンシジミ」(ウラキンシジミと言うのも居るらしい)や、


ルリシジミも発見している。(寄りすぎたためにやや後ピンになってしまった)


そして今日見つけて撮れたのが巻頭写真の、
クレソンの葉に産卵中と思われる「スジグロシロチョウ」でした。

そのほかの種も飛んでいるのを発見しているが、
写真が撮れておらず、したがって種類も確認できていない。

花が咲き、蝶が飛び、蜂や甲虫類が現れ、やがて夏の虫や、秋の虫も・・・・・
撮る対象は無限なのである。
コメント

春が来た!! 桜探してポタリング(矢切・江戸川・水元公園・国分川)

2014年03月30日 | はならんまん

本日、気象庁から都心の桜が満開になったと発表された。
開花から気温がやや高めということもあり、開花から5日で満開となった。
すでに都心の桜の名所である上野恩賜公園や、
ライトアップが美しい千鳥ヶ淵は多くの人で賑わっている。

ということで、
一昨日のポタリングで見つけた新たな桜を中心に、
紹介してみたい。
撮影から今日で3日も経っているのでさらに開花していると思われる。

ポタリングコース順に、まずは松戸市矢切の坂川沿いで見つけた、
幼木の桜で、樹状から「小彼岸」であろうと思われるが・・・。


花弁の紅色の濃いものもあり、額筒もやや異なるようなので調査中。


次ぎは水元公園や休場の隣に植栽されている桜で、
額筒が江戸彼岸系であることから、
三好学の「櫻花図譜」の第1巻に記載されている、
「紅彼岸」と思われるのだが・・・・。


同じ種類の桜が水元公園東端の「野鳥観測施設」近くと、
反対側の金魚養魚施設側にも咲いていた。
前からあったのだろうが、見るのは始めてである。


野球場近くの桜は開花したばかりだが、
こちらのほうはすでに5分咲き程度になっていた。


水元公園土手の桜も有名だが、開花したものしていないものなどまちまちで、
日当たりの良い場所が下の写真程度に咲いていた。


子供の遊戯施設のある水元公園では緋寒桜のようなものが咲いていた。
樹状や花のつき方や花の大きさから、緋寒桜とは異なり、ヒマラヤ緋桜かも・・・


一部の花が平開しつつあるが、完全とはいえずヒマラヤ緋桜とまでは・・・・
もう少し時間をかけて調べないと特定は難しい。


次に見つけたのは満開の「大寒桜」で直ぐに判明した。
染井吉野が開く頃には最盛期を迎えている。


場所的には遊戯施設のある公園の隣の広場。
近くに第一パンの工場があり、美味しそうなパンの香りが漂っていた。
で・・・・
この花の下で、姫踊子草で吸蜜していた「黄揚羽」と出会った。
今年初の揚羽蝶との出会いである。


下の写真が国分川上流の民家の庭先に咲いていた満開の緋寒桜で、
樹状や花の大きさ、花の付き方が特徴的で直ぐにそれと判明した。
こちらの桜は平開せず、上記のヒマラヤ緋桜(?)は一見して別種とわかる。


同じ国分川上流の護岸とアスファルトの間に成長していた「大島桜」
この桜を撮っているときに、近所の老婆がこの花を見にやってきた。

毎年この桜が咲くのを楽しみにしているとの事で「山桜」と認識していたが、
花の特徴や葉の新芽などの特徴から「大島桜」に近い説明してあげた。


で・・・・
下の写真のように、アスファルトと護岸(鉄製)のコンクリートの間で成長している。
このまま成長すると、道路も川も破壊される恐れがあり、
いずれ伐採される可能性もあるのではと思われる。

「ひこばえ」が出ていたのでこれを移植すると、
さらに長く楽しめる可能性はあるのだが・・・・・


昨年は都心の桜が満開となったときに、
千鳥ヶ淵、靖国神社、市ヶ谷外堀、上野公園の桜を撮り歩いたが、
今年は余りにも満開が早く、天候も余り芳しくないことから、
快晴予報の出ている明日31日が都心の桜取材のチャンスなのだが・・・・・
コメント

春にしか見られない可憐な「ツマキチョウ」現れる。

2014年03月29日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

平年を上回るような気温が続いているため、
様々な花の急な開花と、
一気に現れて活動を開始した昆虫類は、
私の画像ストックを急激に増やしている。

大町公園の開園(午前9時)と同時に園内を散策していると、
ヤマトシジミやキタテハ、ルリタテハ、モンシロチョウ、
モンキチョウ、シロチョウ、ウラギンシジミ、アカタテハなどの出迎えを受けた。

そんな中でも、3年前からその存在がわかっていたにも拘らず、
なかなか出会えなかった「ツマキチョウ」に初めて出会った。

取り敢えず飛んでいるのを無理を承知で撮ったが・・・
なんとか「ツマキチョウ」であることは確認できた。


やがて3m程先に止まったので、以後は連写で対応した。
PCで見て判ったのは瑠璃唐草(オオイヌノフグリ)で吸蜜していたのである。


探し続けて3年目で出合った蝶なので慎重に距離を縮め、
約30枚ほどを撮ることができた。
昨年と一昨年は山桜が散ってから探していたので、
時期的に見つからなかったのかもしれない。


春だけしか現れない可憐な蝶なので、
この時期を逃すと次のチャンスは1年後しかない。
そういう意味では貴重な出会いであった。


蝶はあちこち移動して吸蜜していたが撮影できる範囲内であり、
しかも周囲には人が居なかったことも幸いだった。

別の蝶を撮っているときにたまたま居合わせた人に、
「ツマキチョウ」の情報を教えると、
ツマキチョウが現れた周囲には数人が集まってきた。


土曜日と言うこともあって、ツマキチョウ狙いのカメラマンも多かったようで、
翡翠などの野鳥を狙っている数よりも多かったかもしれない。
で・・・・
いろいろ話を聞くと、大町公園は蜻蛉や蝶など昆虫の密度も高いという。


「ツマキチョウ」は天候が悪いと姿を見せないと言う。
晴れて暖かな日がチャンスと言われているのだが、
そんな日は青空をバックにした桜の写真も良く、
これからの晴れ日には二者択一で迷いそうである。
コメント

連翹、辛夷、桃、雪柳など一気に花開く

2014年03月28日 | はならんまん

朝から晴れて温かく風もない。
と言うことで、
お握り2個と600mlの水を持って「花や蝶を求めて」、
国分川、矢切、坂川、江戸川、水元公園、三郷公園をポタリング。

桜は、染井吉野、紅彼岸、大島桜が咲き始め、
小彼岸、大寒桜が満開、河津桜は5割ほどが葉桜に・・・。
桜については品種について調査中のものがあり、
明日以降に投稿予定。

蝶は、モンシロチョウ、モンキチョウ、キアゲハ、キタテハ、
シロチョウ、ヤマトシジミなどが活動をはじめ繁殖行動もあちこちで見られ、
本格的な春が急にやってきた感じがあった。

近隣公園の辛夷で、
前回の白木蓮との違いは花弁が6枚と少なく、
緑の葉が出ていると言う特徴がある。


辛夷の大木が2本ならんだ様は圧巻だった。


下の写真の八重咲きの菊のような花も辛夷で、
道路に面した民家の前に咲いていた。
純白なら「シデコブシ(四手辛夷)」で、
紅色なら「紅辛夷」なのだが・・・・・雑種????
それとも「姫辛夷」と言う品種なのか?・・・特定できず。


水元公園野球場・テニスコート施設の隣にある「修景池」、
その周囲に植栽されている「連翹」も満開だった。
樹高が3m近くあり(巻頭の写真)眩しいほどの咲き方だった。


修景池近くの赤葉すもも(赤葉桜との別名もある)の花も満開だった。


水元公園東端のフィールドアスレチックや滑り台などの施設のある公園内では、
小高い山の上まで植栽されている雪柳が満開だった。


三郷公園の桃(花桃かも)の花も満開。


10度以下の日々から急に20度を越すような日が続き、
寒の戻りもないことから、
今年の花は一気に開花しているようである。

やや風邪気味で弱い頭痛があったが、
栄養ドリンクとポタリング中の汗などにより、
午後には快方に向かい、6時間に渡ったポタリングで撮った写真は170枚にもなった。
コメント

簡単、速攻、イチゴジャムを作る

2014年03月27日 | たべもの・料理

冬の間の朝食は温かいご飯ものや、
饂飩などを食べていたが、
暖かくなるに連れて、調理の簡単なパン食の機会が増えた。

「超熟」の6枚切りを買ってきて、
一食2枚とカフェオレと言うパターンだが、
卵焼きとベーコンのトーストサンドにしたり、ピザトーストにしたり、
時には、納豆を乗せたり、海苔の佃煮を載せたりとバリエーションはいろいろである。

ジャム類は苺とブルーベリーが中心で、
手作りの「梅ジャム」や「林檎ジャム」なども・・・・・
で・・・・・
イチゴジャムが切れたのでスーパーに行くと1パック400gの、
小さめの粒ぞろいのイチゴが300円程度で売っていた。

アヲハタのイチゴジャム300g強のものが約300円なので買ったほうが手っ取り早いのだが、
そのままおやつとしても食べられるようなものではないので、
その苺を2パック(800g)を買ってきて、早速ジャム作りである。

水洗いをして蔕を摂って、再び簡単に水洗い。


容器に苺と砂糖を適宜入れて、電子レンジへ。


器から水分が噴出さないように監視しながら、レンジで10分加熱。
苺から出た水分で苺が浮いている。
器が小さいのでこれ以上加熱すると沸騰し、
器から流れ出し手に負いなくなるのでこれ以降はフライパンにて加熱。


苺をスプーンで潰しながら10分程度加熱するとトロミが出てくるので、
頃合を見計らって(やや水っぽくても冷めると食べごろになる)
熱いうちに空き瓶(ジャムの入っていた空き瓶がいい)に入れて、
熱いうちに蓋をして完成。
なお、ジャムを入れる前にビンも蓋も煮沸消毒しているが、
少し冷めてからビンを逆さにしておくと、蓋の部分の更なる熱殺菌が出来る。


毎年作って殆どは消費しているが・・・・
5年前に作ったイチゴジャムや、
8年前に作った夏みかんのママレードが残っていて、
冷蔵庫保管なので余り劣化はないのだが「食べる勇気」はなく」、
かといって捨てるのも勿体無いので、非常食の備蓄候補となっています。

先日買って来た外国製の「イチゴジャム」と「ラズベリージャム」(いずれも400g入り298円)、
賞味期限が2015年5月まであるのに・・・・
イチゴジャムを開けたらジャムの色が茶色がかっていて、
しかも添加物として入っていた「クエン酸」が多すぎるのか美味しくなく、
色と味に違和感のあるものだった。
と言うことで「君子危うきに近寄らず」をモットーの私は食べずに捨てた。
空き瓶は次のジャム作りに利用できるので保存した。

それに比べれば8年前に作ったものでも色の変化がなく、
添加物は砂糖だけだから、
もしかすると私の手作りのほうがずっと美味しいに違いないのだが・・・・
コメント