MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

広角端(35mm換算24mm)と望遠端(35mm換算1440mm)のマクロ撮影。

2018年02月28日 | あらかると


最近カテゴリーの「COOLPIX B700を使いこなす」へのアクセス数が多く、
撮影結果が意外と良好な、
「広角端のマクロ撮影」と「望遠端の望遠マクロ的撮影」について触れてみたい。

まずは巻頭の「ヒメオドリコソウの花」の1cm接写で、
花の部分をピクセル等倍でトリミングしています。
実際の花の大きさは3mm程度でした。

下の写真が撮影できた範囲で、花の部分が巻頭の写真。
あまり近づいたため右下にはレンズの影が写りこみました。
アングルに注意するとこの陰を除外することもできますが、
花を正面から撮るにはこの位置しかなかった。


次は、1440mmの望遠端で、約2.5m先の椿の蜜を採餌していたヒヨドリで、
下の写真が原画を縮小した写真。


嘴の部分をピクセル等倍でトリミングしたのが下の写真で、
花粉まみれの嘴と花粉の粒まで写し取っていた。


下の写真は、春の日差しに誘われ飛び始めている「カワゲラ」で、
下の写真が望遠端(1440m)で撮った約2m先に舞い降りたカワゲラ。
ピクセル等倍でトリミング。


別の場所のロープに止まっていたカワゲラを広角端で1cm接写したのが下の写真。
これも同じピクセル等倍でトリミングしたもの。


下の写真は広角端で撮った風景。


なお、利便性からAF設定は常にマクロAF(チューリップマーク)としているが、
「AF設定」や「風景設定・山のマーク」との差はあまり見られず、
昆虫写真を撮ることが多いので、マクロAF設定が便利である。

ちなみに、マクロAF設定時の広角端の最短撮影距離は1cm~∞、
望遠端の1440mmの最短撮影距離は約2m~∞となっている。

これまで使っていたSONY-α57は、シャッターシステムの故障、
交換レンズのAF駆動破損3本などがあり、使用できず、
以前使っていた、α380を蔵出しして使ってみたが、
性能的にも解像度的にも「COOLPIX B700」のほうが優っており、
さらに軽量ということもあり、今はこれのみを使用している。
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春の兆し(河津桜、種漬花、蚤の衾、蕗の薹など開花)

2018年02月23日 | あらかると


当地の川津桜が開花を始めた。
2月20日現在で1部咲き程度だが、
開花まもないころに冷害を受けたようで、
花弁の先端が茶色に焼け本来の花の姿ではない花が多く、
平開した派手やかな姿は少なかった。(下の写真)


また近隣にある「寒桜」の並木の蕾も多数ついており、
花弁も見えてきていることから、今日明日中には開花が見られことだろう(下の写真)


ただ当地では、昨日の朝方から昼近くまで降雪があり、
折角咲いた花はまた冷害を受けることだろう。

風のない日向では「蚤の衾(ノミノフスマ・下の写真)」や、


稲の種籾を漬ける(肥料などを溶かした水に漬けて発芽を促す)時期に咲くことから名前がつけられた、
「種漬花(タネツケバナ・下の写真)」が咲き始めていた。


大町公園内では「蕗の薹」が顔を出し開花寸前だった(下の写真・20日撮影)。


藪椿の花には花粉を求めて「平田虻」の仲間がやってきていた。
小蝿や金蝿、ウンカ等の飛翔も見られ、
七星天道虫たちの活動も活発化してきている。


ビオトープでは日本赤蛙の卵塊があちこちに見られ、
水底にはカワニナの這った筋状の跡があり、日差しのある浅瀬には目高も出てきている。
人の目には見えない枯芝の中では下萌えも見られるなど・・・

春は確実にやってきている。
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「第20回 長塚節文学賞入選作品集」届く

2018年02月19日 | あらかると


2月10日に参加予定だった長塚節文学賞の表彰式は、
インフルエンザの病み上がりによる体調不良により参加できなかった。

その作品集と賞状と記念品などが昨日届いた。
賞状の大きさはA3判(297×400)よりも大きく、310×435mmもある立派なものだった。
記念品は「図書カード」だったが、
「長塚節生家の朝顔」と印刷された小袋があり、
その中には朝顔の種が10粒ほど入っていた。

ほかに、第21回長塚節文学賞の俳句、短歌、短編小説の応募用紙が同封されていた。
ちなみに今年の作品募集期間は、平成30年4月1日から9月14日(消印有効)となっている。

朝顔の種はベランダで栽培(朝顔は初めて)するか、
長塚節生家まで2kmほどの田舎の実家で栽培するか・・・・
そして、
朝顔の咲くころ、今年の応募作品を推敲しようかと思う。

今年は、学生時代に書いた小説(原稿用紙300枚)を再構成し、
短編小説部門にも挑戦したいのだが・・・時代構成に無理があるかも。
いずれにしても一度は考えた文学の道なので、
作品応募か発表はしたいと考えている。
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飛行機雲など(NCA、Polar Air Cargo、Japan Coast Guard)

2018年02月17日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


飛行機雲が発生するのは、上空の湿度が高いときで、
観天望気的には天気が崩れる前兆であるといわれる。

大町公園上空は、羽田からの離陸機や、
成田空港からの離陸機や上空通過の国際機などが見られ、
晴れた日には、航空機の観察には面白いところである。

肉眼で何とか見られる大韓機などを追跡しながら、
Nikon-B700のレンズ望遠端の1440mmで狙うのである。
1440mmでの手持ち撮影は相当に難しいのだが、
手持ちで手振れのない写真を撮るための練習でもある。

下の写真は、NCA(日本貨物航空=日本郵船系列)の航空機で、
肉眼的には下の写真程度に見えていた。


ズームアップすると、ボディの下の青い塗装の中には「NCA」の文字が見えてきた。


垂直尾翼と胴体後部が黄色の塗装は「Polar Air Cargo」の航空機。
高度がやや低く飛行機雲の発生はなかった。


ヘリも時折通過する。ヘリのBodyには「Japan Coast Guard(海上保安庁)」の文字も見えた。


飛ぶものといえば・・・
公園内でこの時期に見られる小鳥も面白い。
「百舌鳥の雌」オスに比べると数段かわいいのだが警戒心も強い。


最近公園内で見られ人気なのが「真鶸(マヒワ)」で、20羽程度の集団で、
公園内のあちこちを移動している。


園内では、日本赤蛙の卵塊が見られたり、蕗の薹や黄菖蒲、
水芭蕉が芽吹いており、河津桜もまもなく開花しそうである。

巻頭の飛行機雲の写真からは、数本あることから空路になっていることがわかり、
飛行機雲が徐々に下降していることから、
大町公園上空では下降気流が発生していることがわかる。
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「アイリンクタウン(市川)」から故郷の名所「豊田城」が見えた

2018年02月09日 | あらかると


昨日は「第18回手児奈文学賞」の作品集をいただくため、
「市川市文学ミュージアム」を訪問、
その後、地上45階のアイ・リンクタウンの展望室へ。

展望室に到着したのは15時30分ごろで、約2時間後の夕景色を楽しむことに。
下の写真は、傾き始めた太陽光に陰を投影する都心のビル群。


夕日に輝く東京ゲートブリッジ


この日の目的は、展望室からは直線で約45km先にある、
土曜日に訪問予定の故郷の名所、「豊田城(通称・石下城)」を見つけることで、
1440mmのレンズで何とか確認できた(下の写真中央)
明日はここを舞台に「長塚節文学賞」の表彰式のエベントがある。


下の写真は、短歌を投稿し入選したことによって頂けた作品集。


巻頭の写真は残照に灯り始めた都心のビル群。
遅くなると通勤ラッシュになることから早めに引き上げたのだが、
夜の世界も見てみたいものである。

時間つぶしをしながら写真を撮っていると、
隣で高級一眼レフで撮影を始めた老婦人がいた。
ちょっとした一言で話し込んでしまったが、
なんとその人は、昨年の「市川市観光協会の第52回写真コンテスト」で、
最優秀賞をとられた下総さん(観光協会ホームページにて確認)だった。

前回訪問時の女性写真家についで何かと人に縁のある建物になったが、
帰り際の警備員さんとの歩き話では、
「今勤務する人が一人少なく宜しければ働いてみませんか」と・・・

お断りしたのだが、毎日のように夜景が見られる役得は魅力はあったのだが・・後の祭り。
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