MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

COOLPIX B700を使いこなす(2) カメラ任せ(オート撮影)で撮影。

2016年12月15日 | あらかると


COOLPIX B700(以下B700)を持参していつもの大町公園へ。

これまで使ってきたデジカメと違って、F値(絞りF8まで)にやや制約があり、
とりあえずのオート撮影で撮り歩いてみた。

公園に向かう途中に見えた富士山。
(撮影データ・F値-5.6、ISO-100、露出1/500秒、焦点距離-700mm)
上記の撮影データでの撮影だが、コントラストやシャープ感がやや足りない感じがある。


大町公園に到着しての最初のショットが巻頭の写真で、
デジカメでは被写界深度(ピントの合う範囲)が最も深い広角端の24mmで撮影。
(撮影データ・F値-3.3、ISO-100、露出1/800秒、焦点距離-24mm)

「薔薇の花」
(撮影データ・F値-5.3、ISO-100、露出1/800秒、焦点距離-220mm)


上記の一部をピクセル等倍(600×400ピクセル・以下同じ)でトリミングしたのが下の写真で、
なかなかの解像力であった。
が・・・・逆光の場合はオート撮影では良い結果が得られなかった。


電線池の対岸(約10m)に翡翠がいたので、望遠端の1440mmで撮ってみた。
(撮影データ・F値-6.5、ISO-720、露出1/60秒、焦点距離-1440mm)
1440mmの手持ちで、シャッタースピードが60分の1ではほぼブレてしまうが、
そこは長年の技術力でカバー。
通常は、1440mmなら1500分の1秒のシャッタースピードが適正と言われて居り、
焦点距離200mmレンズなら200分の1と言う計算である。


上記写真のピクセル等倍でトリミングしたのが下の写真で、
その目には、周囲の森のようなものが写っている。
望遠端の1440mmでは被写体が200mぐらい先のものなら、
まあまあの写真が撮れるようである。


次は、通常AF(オートフォーカス)をマクロ設定にして、近接撮影をした。
対象物は徳利蜂のものと似ていた蜂の巣。
徳利蜂よりも一回り小さいサイズだった。
(撮影データ・F値-4.8、ISO-100、露出1/250秒、焦点距離-95mm)


同じく、これも部分をピクセル等倍でトリミング。
巣の表面には小石のようなものが見えるが、
これは砂粒でマクロ撮影も想像以上に解像している。
この程度ならAPS-Cで撮ったと言っても、見破られることは無いかもしれない。


広角端の24mmやマクロ撮影、焦点距離が200mm程度までは良い結果が出たが、
望遠系はシャープネスやコントラストがもう少し欲しい所である(ピクチャーコントロールで可)。

セルフタイマー(1コマごと設定)や、MF(マニュアルフォーカス時のマルチセレクター)がやや面倒かも???
翡翠の場合、枝や葉の間にいることが多くAFでは迷うことが多く、
なかなかピントが合わないため、結局MFを常用することが多くなる。

結局は面倒なことは捨てて、そのカメラにあった使い方をしなければならないのだか・・・・・。
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