MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

年の暮れ(写真俳句)

2009年12月29日 | 写真俳句

今年のはじめに立てた様々な目標や、旅行計画などの総括をした。達成できなかったものが多かった。達成できたものでも確実に納期を守れたかと言うとそうではない。

畑の麦が逆光で輝いていた。霜柱で麦が浮き上がるのを防ぐためまもなく麦踏が行なわれる時期である。麦踏は子供の頃よく手伝ったが、麦の上を踏みしめて歩くだけなので、仕事は楽である。農家生まれの私か唯一覚えた農作業でもある。

よくよく見ると機械で種まきが行なわれたであろうにも拘らず畝は一直線ではなかった。右に左に・・・まるでこの一年を過してきた私の軌跡のようでもあった。
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ドラマチックサンセット(20091228)

2009年12月28日 | 写真
日没前、雲間から光が差し新宿方面のビル群をシルエットにした。またとビル群との間には丹沢山塊がうっすらと浮かび上がった(上の写真)。

丹沢山塊に沈み行く日輪。通常この状態では肉眼では直視しないが、雲にかかったことで、瞬間の中に何とか見ることが出来た。普通は見ることの出来ない太陽の大きさに仰天しシャッターを切った。
この状態になると雲は下から照らされる。


日没後スカイマークタワー方面のビル群もシルエットとなった。今日の夕方の出来事である。


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西友の「即席中華めん」と香料

2009年12月27日 | たべもの・料理
「即席中華めん」と言うと「香料」が使われていることが多い。カレーややきそば等の即席食品には必ず使われている。香料は胡椒やターメリック、シナモンや唐辛子など自然の香辛料と違って、化学合成で作られていることが多くその正体を突き止めることは困難である。

香料も食べ物によって添加の多少があるようで、多いものを口にしたときは数時間もその香料が口腔や胃の中から消えない。それが私にとっては駄目なのである。だから即席めんは絶対食べなかった。
製造者側にしてみれば安易に香りを付けることができるので、開発者も「まずは香料ありき」なのだそうである。

ある日スーパー西友に寄ると「プライベートブランド即席めん」の5個入りパックが200円弱で売っていた(現在は220円程度)。その安さに驚いて生産国がどこかを知りたかったので(「安い」と言うことは中国か?と言う先入観があった)手にとって見たが残念ながら販売者しか表示していなかった。(最近商品の製造者の表示されてない食品が多くなっている。食品に対する製造者責任と言うものを考えると製造者の判らないものは買うべきではないとおもうが・・)

ところが気になる「原材料名」を読んでみると「香料」と言う文字がなかった。最近飲料水や食品で「香料」を添加していないことを謳った商品が販売されるようになってきが、その傾向に対して「それは当然のことで好ましいことだ」と思っていた私だったので、その即席めん買い求めて(下の写真)試食してみることにした。


原材料名の表示


意外と美味しかった。香料の入っている即席めんのような余計な香りもなく、懐かしい昔風の味だった。
さらに美味しくするために、コマ油で炒めたキャベツと一緒に煮込んで卵を一個落とし、水溶き片栗粉でとろみをつけ、仕上げに穀物酢を数的たらして食べると、さらに美味しくなり、体も温まりました(先頭の写真)。
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枯れ野(写真俳句)

2009年12月26日 | 写真俳句
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気象庁の「桜開花予想」が消える?

2009年12月25日 | あらかると
54年間も続けられていた気象庁の「桜開花予想」と「桜の満開日」の発表が今年からなくなることになった。国内69箇所の観測は継続されるようだが発表はしないという。「民間による桜の名所の開花予想の環境が整った」と言うのが理由らしい。

定点観測をしたことがあるので、蕾のふくらみ状態や累計気温の関係である程度の開花予想は私にも出来るが、上野公園の場合、基準木の枝は手の届かないところにあるので、撮影した写真から判断せざるを得ず開花予想は難しい。

染井吉野の前に咲く、河津桜、寒桜、大寒桜、オカメ、陽光などの開花状況から類推することも出来るが、暖冬になると同時に開花することもあってこの方法もなかなか難しい。

上野公園の桜に関してはこんなデータもある。
寒桜は暖冬だった平成17年には1月18日には開花しているが、遅い年は2月16日の記録があり、1ヶ月程度の差がある。染井吉野の咲く頃には気候も安定化しているので、早いときは3月18日遅い時でも3月30日には開花しているので10日前後程度の差がある。(過去10年間の上野公園の私の記録での比較)。

様々なことを試みて今年も上野公園の染井吉野の開花日を予想したいと思う。

写真は一昨年の紅枝垂桜。
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