MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「木枯らし一号」と「紫小灰蝶(越冬する蝶)」

2017年10月30日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


台風22号はあっけないほどに関東地方を過ぎていった。
昨夜は再接近したはずだったが、21時ごろには都心方面が晴れており、
当地も雨がやみ風も少なかった。

が・・・・
翌朝になると台風22号から変わった温帯低気圧が発達し、
通称「爆弾低気圧」となって関東も強風で荒れた。
これが昨年より10日早い「木枯らし一号」として記録されたのである。

低気圧が遠ざかっていくので、当然風も収まることだろうと、
カメラを担いでいつもの市川市の大町公園へ

公園北口近くにある通称「電線池」は、
風で千切られた樹木の葉で覆われていた。
色とりどりがデザイン的で面白い(下の写真)


久しぶりに越冬する蝶の「紫小灰蝶(ムラサキシジミ)」が、
数頭確認できたので、今年も公園内で越冬する姿が見られそうである。
「ムラサキシジミ♀」


「ムラサキシジミ♂」


風が強かったためか、数多くの「秋茜(アキアカネ=赤とんぼ)」が、
風の来ない地面や草むらで休んでいる姿も見られた。


大陸の高気圧が張り出してきたため、明日朝は冷え込むようである。
風邪を引かぬよう注意したいものである。
ということで、今日から電気毛布をセッティングした。

巻頭の写真は、近所のグラウンドのユリノキの黄葉で、
その先に位置するスカイツリーも澄み切って見えていた。
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台風一過の秋空と夕焼けと都心残照、そして今朝の朝焼け

2017年10月24日 | あらかると


「夕焼けの美しかった翌日の朝は朝焼けも美しいことが多い」
というのは私の経験的な観天望気であるが、
今朝の朝焼けは荘厳そのものだった(巻頭の写真・本日05時52分撮影)。


 昨日の台風一過は澄んだ秋空が現れ、
当地も11時過ぎには快晴になった。

下の写真は当地に日差しがあった約1時間前の都心上空の青空(23日10時20分撮影)。


久しぶりの快晴にいつもの大町公園に出かけたが、
常連さんとの会話は
「大型にしては当地はあまり被害がなかったのがよかった」と・・・・

さらに夕方には夕焼けが出現し、富士山も茜色に染まった。
下の写真、左側が「東京スカイツリー」右側のビルの上が「富士山」である(23日17時00分撮影)。


やがて日が沈み、たそがれ時間帯の「残照」で、都心のビル群にも明かりが点灯された。
(下の写真、23日17時47分撮影)。


久しぶりの澄み切った空気でスカイツリーも鮮明に見え、残照の中に映えていた。
(下の写真、23日17時48分撮影)


18時前には残照も消え、都心のビル群はより鮮明に・・(下の写真、23日18時01分撮影)
写真中央やや左側の高層ビルが「六本木ヒルズ」。


明日はまた雨模様との予報が出ている・・・・
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台風21号「ラン」接近中

2017年10月22日 | あらかると


台風「ラン」が関東地方に近づいている。
で・・・
気象庁のアジア地域の天気図を見ると、
昨日まで停滞気味だった大陸の高気圧が東に移動してきている。
もう少し前に移動を始めていたなら、
「ラン」もこのようなコースにはならなかったかもしれない。

私の住む地域は13日から17日と19日から22日までの日照時間は0となった。
(18日の日照は7.2時間)。
秋の長雨とはいえ長すぎるのである・・・・。
ちなみに昨年の同期間の日照は51.5時間もあった。



というわけで、外出もせずインドアな日々が続いており、写真も撮れていない。
さらに、室内湿度が70%を超える日が続いた為か、
PCの稼動もやや不安定になり、Net受信は可能なものの、
Net発信や文書入力が出来ない時間が多くなってしまった。
(この文書は18年前に購入した廃品同様のFMV-BIBLO LOOX T9/80Wで作成)

掲載の写真は18日に撮ってきたいつもの「大町公園」の秋薔薇である。
春薔薇や夏薔薇にはない、露の発生が写真のポイントとなった。

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「海自下総基地開設58周年記念行事」と「50年前の下総基地風景など」

2017年10月11日 | あらかると


10月7日に行われた、海上自衛隊「下総基地開設58周年記念行事」に行って来た。
朝から雨模様だったが、10時ごろには曇りになり、
10時過ぎに家を出た。
東武野田線・新京成線の交差する「新鎌ヶ谷」駅から、
駅近くの交番からは無料のシャトルバスで「下総基地」へ。

この数年参加していたが、今年からはシャトルバスの到着地は「基地正門前」となり、
正門前で手荷物等の検査が行われ(警備体制の強化とのこと)、正門からは徒歩となった。

年に一回の開催だが、
やはり高卒直後の2年半(半年は海自・横須賀教育隊)を過ごした基地だけに、
思いいれは深いものがある。

10年ほど前に自転車で基地正門まで行ったことはあるが、
久し振りの正門からなので・・・周りをきょろきょろしながら・・・
すると
懐かしい「V-107(バートル107)」が常設展示(屋外)されていた(下の写真)。
私の51空在任中は、このV-107機で艦船の曳航実験などを行っていたのである。


正門を更に直進すると右側に中央グラウンド、
左側に「教育集団司令部」のある建物にたどり着く。
司令部の更に先から「正門」方向を撮った写真が下の写真。


下の写真はほぼ同じ場所から撮影した50年前の様子で、
左側の国旗掲揚ポールの左に「海自・第4航空軍司令部」の庁舎があった。


中央グラウンドの南側の近代的な隊舎の前を通って、
航空機展示や各種イベントが行われていた格納庫・エプロンへ。


下の写真は任官時のグラウンドの南側風景。
「基地大運動会」のひとコマだが、奥に数棟写っている2階建ての建物が、
当時の隊員の居住区で、その面影は今はない。 
中央やや左に見える煙突は大浴場近くにあったものと思われる。


巻頭の写真は最新鋭対潜哨戒機の「P-1」で、厚木航空基地第3航空隊所属。
今年の8月に全機が「P-1」配備となったようである。

下の写真は、下総航空基地に居た頃の4群第3航空隊の「P2V-7(愛称ネプチューン)」で、
私の任官当時は「P2V-改(P2J)」のテストが行われていた。


で・・・・・格納庫のほかに、
50年前と変わらぬものを発見した。
それは・・・
「草叢で鳴く秋の虫の音」で、当時の詩歌帳にも同じ虫の音の歌を詠んでいた。



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烏瓜色づく

2017年10月03日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


10月に入ったかとおもうと、あっという間の3日。
日々の速さもさりながら、季節の移り変わりも速く、
3日ほど散歩をしなかったら、烏瓜もあっという間に色づいていた(巻頭の写真9月29日撮影)

9月は短歌界や俳句会においては「全国大会」が多く、
NHK、角川の俳句・短歌の全国大会などがあり、
他にもさまざまな募集があり、一部については応募してみた。

個人的には角川短歌・俳句の月刊誌購入による投稿が多く、
すでにいくつかは入選している。
そういう意味もあって9月は創作と推敲に没頭していた9月でした。
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