MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

紅花、花韮、向日葵、蓮、赤詰草、合歓など夏の花。

2016年06月30日 | 写真


昨日の「21世紀の森と広場」散歩では、
新購入レンズSony SAL35f18のテストを兼ねて、
身近に咲いている花なども撮影している。

撮影モードは「P(プログラム)モード」で、ほぼカメラ任せである。

まずは巻頭の写真の「赤詰草」。
撮影データは、ISO100、絞りf5.6、露出時間は125分の1秒。
赤詰草に関しては、300mmマクロレンズでも撮影したが、
被写界深度が浅すぎて、巻頭の写真のような深度は得られなかった。

「蓮の花」
ピント合わせは手動で行なった。
撮影データは、ISO100、絞りf8、露出時間はは250分の1秒で、
F8まで絞ると被写界深度も深くなり、ピントの合う範囲が多くなる。


「紅花」
咲き始めの黄色から紅色になるまでの4輪の色の変化が面白かった。
撮影データは、ISO100、絞りf5.6、露出時間は125分の1秒。


「花韮」
撮影データは、ISO100、絞りf8、露出時間はは250分の1秒


「向日葵」
ジャンボニンニクの畑に生えていた1本の向日葵が咲き始めていた。
前年の種が自然発芽し成長したものと思われる。
撮影データは、ISO100、絞りf6.3、露出時間は160分の1秒。


「合歓の花」
この写真だけはタムロン70~300mmレンズの180mmで撮っている。
21世紀の森と広場には数本の合歓の木があり、花の見ごろを迎えていた。


Sony SAL35f18は、カメラ任せのプログラムモードでの撮影が良く、
露出補正もほぼ必要なく、スナップ撮影には便利である。

現在使用のカメラSONY A-57の不具合は、レンズと本体の接点の問題のようで、
レンズを再セットすることで対応できる事がわかった。
が直ったわけではなく・・・・修理が必要かも???

で・・修理に出すにしても、APS-Cクラスのカメラが手元に無いと困るので、
後継機種の検討に入ったが、α57や58クラスのカメラが市場から無くなっていた。
つまり普及型の製造は止めてしまったようなのである。

A57に変えてから、旧レンズのミノルタAi100-300mm、SAL1855(日本製)の2本が、
AF駆動装置が働かなくなる(空回り)などの故障が発生している。
手持ちのSONYレンズ3本の内の2本が同じ状態の故障なのだが、
昔のミノルタ時代(10年以上利用)には無かった故障が発生したのである。

15年前に買った初期のコンパクトデジカメは何の故障も無く、
いまだに現役で活用できる状態なのに・・・・・・。
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「千駄堀池」のトンボたち(粉吹蜻蛉の帯型など)

2016年06月29日 | 21世紀の森と広場で(松戸)


雨が振るのか降らないのか、そんな曇り空の一日だった。
ベランダから眺めると、所々に黒雲が浮かび、
場所に寄ってはその雲が筋状に地上へとのびていて、
小雨程度の降雨があるようにも見える。

結局午前中は降らなかったため、
折り畳み傘を持って近くの「21世紀の森と広場」へ出掛けた。
園内は、怪しげな空模様のためか来園者は少なく、
半数以上の人は雨具を持っての散歩のようである。

蓮田では蓮の花が咲き始め、
蕎麦の花、合歓の花、野甘草、オカトラノオ、ハナニラ、紫陽花、
ベニバナ、睡蓮、アサザ、ヒメジョオン、赤詰草などの花が見られた。

この時期は、千駄堀池で発生する蜻蛉の活動が盛んで、
特に目立つ「コシアキトンボ」は縄張り意識が強いようで始終飛び回っていた。
そんな喧騒の中、
1頭の蜻蛉が「我関せず焉」的様相で枯ススキに止まっていた。
ちょっと見にはシオカラトンボのようにも見えたが、
翅がやや白く尾の模様もやや異なる「粉吹蜻蛉(コフキトンボ)」だった。


コフキトンボには翅の模様が美しく、
成長しても白くならない(粉が吹く)「コフキトンボの帯型」がいて、
数年前に見ている。
ということで、
淡い期待をしつつ池を半周して探した所、なんと、目の前に現れた。

今日の個体はまだ成長中の様で、
暑さと共に更に綺麗な色に進化するとおもわれる。
ちなみに、
数年前の8月に撮った帯型は美しく、私の蜻蛉感がその一頭で変わったのである。


他に、塩辛蜻蛉の雌雄や、
「シオカラトンボ♂」

「シオカラトンボ♀」


赤い「猩々蜻蛉(ショウジョウトンボ♂・下の写真)」などが飛び回っていた。


オニヤンマやウチワヤンマ、コシアキトンボやオオシオカラなども飛翔していたが、
カメラには収める事は出来なかった。
これからはチョウトンボや数種のイトトンボが発生するはずなので、
機会があったらカメラに収めてみようと思う。

この時期、公園内で毎年のように見られるのが「カルガモの親子」で、
千駄堀池の畔で親子揃って羽づくろいをしていた。

すでに親鴨(中央手前)よりやや小さい程度まで成長しており、
生まれ立てのような可愛さは失われていた。
もう一頭の親鴨は写真の左奥に居たが、子優先にしたためカットした。
なお、写真では子鴨5頭と親鴨2頭が確認できている。

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「SALF18レンズテスト」と「ゆうパック便の速さ」

2016年06月28日 | 写真


近日中に室内写真を撮る必要があるため、
急遽、室内撮影にも対応できるF1.8の単焦点レンズ(SONY SALF18)をネット購入。

昨日はそのテストを兼ねての撮影が中心となった。
撮影場所はいつもの大町公園が中心。

「大町公園園景」絞り優先モードでF8-ISO100-露出50分の1秒
F8ではこれまで使っていた標準ズームSAL1855との違いは余りなさそうだった。


周辺部の解像度も良好で、レンズ収差も少ないようである。
下の写真は、上の写真の左端をピクセル等倍でトリミングしたもの。


更に周辺部の解像度を見るため、
下の写真左下に居る「オオシオカラトンボ」を撮影。(絞り優先モードでF8-ISO100-露出160分の1秒)


上記のトンボの部分をピクセル等倍でトリミングしたものが下の写真だが、
まあまあの解像度であった。
しかし、マクロ撮影に慣れているので写真的には満足できるものではない。


次は近隣の花壇(絞り優先モードでF1.8-ISO100-露出4000分の1秒)
カメラの最高シャッター速度が4000分の1なので、
もしかすると適正露出は得られていないかも知れず、
絞り開放ということもあり、被写界深度が浅くピントがあっているのは中央部のみ。


下の写真は、周辺部の減光(周辺部が暗く写る)を見るために、
空を撮った写真(絞りF8-ISO100-露出1600分の1秒)だが、周辺部の劣化は見られなかった。
単焦点レンズのため当然のことと思われるが、
単焦点レンズでも周辺部の減光があるレンズも存在することは報告されている。


巻頭の写真は、絞り優先モードでF1.8-ISO100-露出640分の1秒での近接撮影。
やはり絞り開放の近接撮影ではピントの合う範囲(被写界深度)は浅くなる。

今回は、ネットで「ヨドバシカメラ」から購入し「ゆうパック」で送られてきたが、
「発送済みメール」が届いた後で、
荷物の現況を調べたところ、その配送の速さには吃驚した。

夕方に発注したレンズは、22時過ぎにはヨドバシから発送され、
深夜03時15分には近くの郵便局に届いていたのである。
さらに、
配達時間無指定にもかかわらず、商品は午前中に手元に届いたのである。

これまでも、
アマゾンなどて買い物はしているが、大手運送会社を使っているためか、
配送のため荷物は朝から出ているにもかかわらず、配達されるのは15時ぐらいだった。
朝から出ているのに何故その時間になるのか聞いて見ると、
配達時間の指定が無い荷物は、エリア的にこの時間帯になるのだと・・・。

郵便局が真夜中にも一部が稼動している事実を今回知ったが、
最近ではアマゾンが「ドローン」を使って、
30分でベランダに届けるという実験中をしているとの情報も有り、
配送業界は劇的な変化をしているようである。
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夏は冷麦?と「簡単で美味しい焼き冷麦」

2016年06月27日 | たべもの・料理


梅雨時のように高温多湿や、暑い日が続くと、
「炊き立てのご飯」よりは「冷たい蕎麦や冷麦など」がいい。
が・・・しかし、
それだけではやや栄養不足なので、他にも何か副菜を・・・
となると、やや面倒である。

ということで、
焼き饂飩や焼きそばの要領で「焼き冷麦」が最近の私の定番となった。

麺類は蕎麦以外の饂飩や冷麦は乾麺を利用するが、
饂飩は茹でるのに10分近くもかかり、
冷麦の4分と比較すると燃費と時間が無駄である。

「豚肉とイノキダケの焼き冷麦」
1、薄切りの豚肉を3~4cm大に切り(この日は火を通したものを使用)、
 一株の3分の1程度のエノキダケと炒める。


2、ある程度火が通ったら火から下ろし、余分な水分を飛ばす。


3、冷麦をやや硬めに茹で(通常4分のところを3分程度)、
 茹で上がったら笊などで流水で洗い、2、の具に加えて、
 適当に炒める(麺に焦げ目がつく程度)。
 炒め終わったら火を止め、醤油を好みの量と「味の素」を適量を加え、
 かき混ぜれば完成。


エノキダケが麺によく絡み、食べるときのコリコリとした食感がいい。

「ブナシメジと豚肉の焼き冷麦」
ブナシメジでも試してみたが、エノキダケのほうが美味しいとおもう。


つぎは、食の挑戦。

「豚肉と新生姜の漬物と胡瓜の焼き冷麦」

豚肉の生姜焼きがあるように生姜と豚肉の相性はよく、
胡瓜の浅漬けに生姜を加えると清涼感が出るので、この相性も良い。
ということで、

新生姜の漬物を千切りにし、胡瓜は1mm程度の薄切り、
これを豚肉と共によく炒める。
胡瓜は水分が飛んで具が一体化したら、火から下ろす。


上記に茹でた冷麦を入れて焼き上げれば出来上がり。
調味は味の素と醤油で加減する。


不味くは無かったが、胡瓜はやはり胡瓜揉みにして食べたほうがおいしい。

次回は、豚肉を牛肉に、味付けはカレー粉で、ザーサイ等も入れてアレンジしてみようと思うが、
やはり「エノキダケ」は外せないような気がする。

そういえば、10年以上も蕎麦屋の「冷麦」を食べていないが、
今でも、麺の上にはサクランボが乗っているのだろうか?
昔は乗っていて、いつ食べるべきか悩んだものです。

巻頭の写真は白く色づき始めた「半夏生(草)」と開花を始めた花。、
全ての葉が白くなるわけではなく「半化粧」との別名もある。
また、
「半夏生」は二十四節気を細分した72候の一つであり、
今年は7月1日がその日に当たる。

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合歓の花が咲き、長崎揚羽蝶が現れる

2016年06月26日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


大陸の高気圧が張り出してきて、
梅雨前線が太平洋上へ押しやられたため、
梅雨の時期にしては珍しい湿度の低い晴れとなった。
ということで、
今日も大町公園へ・・・・・。

バラ園の自販機前にある「合歓の木」の花が咲いていた。
すでに萎れているのも有り、開花は数日前のようである。


合歓の花が咲くと、その花蜜を求めてやってくるのが「長崎揚羽蝶」で、
昨年もこの合歓の木の花期に出会っている。
合歓の木の上部を確認するとやはり長崎揚羽が居て、
忙しなく飛び回り、吸蜜行動をしていた(巻頭の写真)。

やがて警戒されたのか、休憩に入ったのかは不明だが、
合歓の木を離れバラ園の中に飛び去った。
舞い降りた周辺を探すと、バラの葉に止まっているのを見つけた。
黒い蝶なので見つけるのは容易だが、不用意に近付くと逃げられる。

翅の付け根にある赤い模様が長崎揚羽の特徴である。


樹液場では、ノコギリクワガタなどに混じり、
「日陰蝶(ヒカゲチョウ)」が、吸液していた。


さらに、紋白蝶が草叢の中で交尾しているのを発見。


弐の東屋の近くでは緑小灰蝶の雌が翅を広げ朝日を浴びていた。


直ぐ近くにはもう一頭居たが、翅を閉じており雌雄の別は判らなかった。


本日からカメラに不具合が生じるようになった。
シャッターボタンを押すとファインダーが暗くなり、
合致したピントがリセットされてしまい撮影できないのである。
すでに撮影した画像を見る場合などでは電源が落ちないので、
シャッターボタンか、レンズと本体の接点に問題があるようだが・・・

使用中のカメラではすでに3万枚以上撮影しているので、
何らかの劣化があるのかもしれない・・・・
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