MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

新生の蝶たち(筋黒白蝶、緑小灰蝶、黄立羽、赤星胡麻斑の求愛)

2018年05月23日 | 大町公園(市川市動植物園)にて
 

大町公園では越冬していた蝶(黄立羽、瑠璃立羽、紋白、筋黒白蝶、シジミ蝶など)や、
蛹で越冬していた蝶たち(緑小灰蝶、赤星胡麻斑など)が、
世代交代をなし終え、その子たちが続々と生まれている。

特に、春先にクレソンなどを食草としていた、
「筋黒白蝶」の幼虫(青虫)が、身近な擬木などで蛹になり、
一部は羽化を始めている。

巻頭の写真は「筋黒白蝶の吸水」で、
オスの蝶にとって必要なミネラル分を摂取しているといわれている。

「緑小灰蝶(ミドリシジミ)♂」
オス蝶の羽を開いた色が「モルフォ蝶」のように美しいので、
大町公園内では「褄黄蝶」などとともに人気のある蝶の一種。
その出現を昨日捉えることができた。
なかなか羽を開かなかったが、6月に入ると園内のあちこちで、
美しく輝くミドリシジミが見られることだろう。


「黄立羽(キタテハ)」
越冬する蝶で春先にはよく見られたが、このところあまり見られなくなっていた。
数日前からよく見られるようになり、「イボタノキ」などの花に集まっている。
新生の蝶なので傷もなく美しく、越冬蝶よりもやや濃い色をしている。


「赤星胡麻斑(アカボシゴマダラ・春型・外来種)の交尾行動」
道路の上で2頭の赤星胡麻斑が、交尾行動をしていた。


2頭はやがて金網フィンスに移動し、
オスが果敢にアタックしていたがなかなか交尾できないようだ。
フラッシュを使ったので、メス蝶(写真左)の羽の端の丸模様にはやや赤みが見られるが、
夏型はこの部分が鮮やかな赤色に変化する(赤星の所以)。


ゆっくり近づくと逃げずに求愛行動を続けている。
ならばと、個体の約10センチ手前からマクロ的に撮ったのが下の写真。
そのままVTRを撮ったりして様子を見ていたが、
通りかかった自転車に反応して合体直前に飛び去っていった。


別の樹液場(下の写真)でも3頭の赤星胡麻斑(体が小さくすべてオスのようである)、
数年前まではあまり見られなかったが、繁殖力は強いようである。
この樹液場には他に「里黄斑日陰(サトキマダラヒカゲ)」、
「瑠璃立羽(ルリタテハ)」「姫蛇目(ヒメジャノメ)」などがやってきていた。


昨日は、赤星胡麻斑を9頭も確認しており、
そのうちの一頭は赤い紋が鮮やかな「夏型」だった。
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今日の朝焼と揚羽蝶の子

2018年05月20日 | あらかると


今朝の朝焼けは珍しく積雲が染まった。
起床直後の4時10分ごろの上空は雲に覆われていたが、
北方角は筋状に晴れており朝焼けが始まっていた。

その朝焼けの中に見えたのが霊峰筑波山で、
この時期にしては珍しく空気が澄んでおり、山頂の鉄塔などが確認できた。
下の写真は4時11分撮影だが・・・


その2分後には日が昇ってきたのかオレンジ色に変わってきた。
当地の日出予定時刻は4時33分。


日出時刻近くになると、東の空が焼け始めた。
下の写真は4時32分撮影(日出1分前)。


日出予定時刻になると、一部の積雲がオレンジ色に染まってきた。
日出方向の地平近くには雲があり、
太陽光は積雲の高度差によって上部だけが焼けているのもあり、
下の写真のような珍しい朝焼けとなった。

4時33分撮影(南の空)


4時34分撮影(東南の空)


巻頭の写真は朝焼けが最高潮に達した東の空で、4時35分撮影。

さらに澄んだ空気の為に冠雪富士も現れ赤く染まった。
おそらく現地周辺では荘厳な赤富士が見られたことだろう。
4時40分撮影


今日一日すっきりと晴れ、青空の下積雲が眩しいほど白く輝いていたが、
やはりこの時期としては珍しい光景となった。


閑話休題

ベランダのプランターに自生する柑橘の木
(生ゴミを肥料として蒔いた時の種が発芽し今年で5年目)の葉に、
揚羽蝶の幼虫一頭が住み着いているのを見つけた。

春先に周辺を飛んでいた揚羽蝶卵を生んだのだろう。
昨年は三頭生まれているので、葉陰などにまだ居る可能性もあるのだが、
枝には鋭い棘があり探すことは諦めた。

今は下の写真のように黒い幼虫だが、
やがて青い芋虫に変化し大空へと旅立つことだろう。
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麝香揚羽、紋白蝶、一文字挵、茶羽挵、赤星胡麻斑(春型)、小蛇目など

2018年05月15日 | 21世紀の森と広場で(松戸)


約半年ぶりに近所の「21世紀の森と広場」を散歩した。
園内にある「千駄堀池」周囲には蜻蛉の種類が多く、
「みどりの里」周辺には多くの蝶が見られるので、
それらを探しながらの散歩である。

ということで、今日出合った蝶たちの紹介で、
散歩中に出会った順番に紹介しています。

「紋白蝶(モンシロチョウ)」
数多くの白蝶が飛んでいたが、近くに止まったのが下の写真の蝶で、
羽が傷ついており、越冬した蝶の様に思われる。


「一文字挵(イチモンジセセリ)」
急に目の前に現れ(野鳥などの攻撃を避けるためか、急に人前に現れることがある)、
赤詰草にとまって吸蜜をはじめた。


「小蛇目(コジャノメ)」
樹液の染み出ている根に止まり、吸水していた。


数枚撮っていると、別のコジャノメが現れ「求愛」を始めた。
雌雄の判別はつかないが、しばらく追いつ追われつを繰り返していた。


「麝香揚羽(ジャコウアゲハ)」
クロアゲハのような蝶だったが、帰宅後に調べてみると、
頭部のすぐ下に赤みがあり(巻頭の写真)、羽の模様も薄く、尾錠突起がやや長い、
いろいろと絞り込んで検索して、私にとっては初見の蝶となった。

雄の成虫から麝香のような香りがすることから名づけられたという。


「赤星胡麻斑(アカボシゴマダラ)」
すでに大町公園などでは目にする機会も多いが、
21世紀の森でも順調に育っているようである。


「茶羽挵(チャバネセセリ)」
模様が判然としていなかったが、体型的にチャバネセセリのようである。



閑話休題

大町公園で出会った素人の昆虫写真家などから、
昆虫界の不思議さなどを聞くにつれ、昆虫写真を撮ることが多くなっているが、
見慣れてくるにつれ、昆虫の種類ごとに性格のようなものがあることが判った。

日本の古来からの「八百万の神(無機物、植物、生物などすべてのものには魂が宿る)」信仰を思えば、
昆虫たちにも魂が宿っているわけで、そんな世界を(アニミズム)句歌に詠んでいきたいと思う。
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襤褸襤褸の蝶

2018年05月09日 | 写真俳句


久しぶりの「写真俳句」の投稿となりました。

昨年、友人から俳句投稿の再開を薦められ、
二重投稿や類句、類歌(短歌)を避けるためと、
ブログで公開したものは投稿不可ということも多く、
ブログでの公開は控えていました。


閑話休題

俳句界は2月に逝去された、
句会の大御所「金子兜太」氏の追悼記事が多く組まれています。

そんなこともあり、
以前、NHKTVで「日本ナンジャコりゃコレクション・今度は俳句じゃ」で、
「ナンジャコリャ句会」という放送があり(2009年)録画していたので、
久しぶりに鑑賞してみた。

MCが「いとうせいこう」、宗匠「金子兜太」
句会の参加者が、なぎら健壱、高橋源一郎、大宮エリー、明川哲也、
吉行和子、冨士眞奈美、箭内道彦、南海キャンディーズ、假屋崎省吾という、豪華メンバーで、
さまざまな俳人の難解と言われる句のなかから個々に好きな句を持ち寄り、
解釈や鑑賞するといった内容であった。

難解と言われる句にも、その作成時の作成意図や時代背景、
個人の生き様などを知ることによって(兜太氏解説)、
その句の名作たる所以を知ることになったのである。
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変化する大津川(消えた釣り場)

2018年05月05日 | 大津川の四季


久しぶりに大津川をポタリングした。
大型連休最中とあって、何処に行っても込み合っているがここだけは別世界なのである。
人が少なく、今が「田植え時」の大津川は「釣り」も出来、
両岸は連休のいまが「水張田」「早苗田」の時期なのである。
巻頭の写真は田植えが終わって間もない「早苗田」。

大津川の川岸は草木に覆われおり、数年前はよく見られた散歩する人の姿もなかった。


ちなみに、下の写真は2010年10月の河川工事中の上の写真と同じ場所で、
何もなかった場所が8年足らずで樹木なども成長しているのがわかる。


下の写真は流れ込む支流近くの階段で、
数年前は下に下りれば水辺に出られ釣りを楽しむことができた。
が・・・草が生い茂って入り込む余地が無かった。


こちらの流れ込みの場所にも小魚や鮒がいて、
急斜面の途中まで降りることができ釣りもできたが、
写真のように入ることもできないような状況になっていた。
二羽の「カルガモ」が寄ってきたが、通常は逃げてゆく野生の鴨なので、
餌をあげている人がいるのかもしれない。


川土手を散歩途中に、近所に住む人が散歩していて、
挨拶がてら、しばし写真談義になったが、
別れ際に残していった一言が気になった。

「これからさらに草が伸びるので散歩も危うくなる、
市町合併前は手入れされてきれいで散歩する人も多かったのに、
合併してからは年に二度しか除草作業が行われないのですよ」と・・・

確かに下の写真のように、初心の人には散歩できないほど土手の上は草だらけである。
写真の土手右下に川の流れがあるがそれも見えない状況である。


で・・・過去写真を調べてみると。
確かに下の写真のように土手上は草が無く、散歩も自転車走行も出来、
土手の斜面もきれいに刈られていて、川岸に下りれば何処でも釣りができたのである。
ちなみに下の写真は2010年4月14日の撮影。


上の写真のような大津川に戻ることは無いだろうが、
土手の上の雑草だけは除去して、「いつでも散歩できる大津川」にして欲しいものである。
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