MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

早春の花 (唐実桜、鶯神楽、薺、蚤の衾など)

2017年02月28日 | あらかると

近所の「唐実桜(カラミザクラ)=支那実桜」が、
開花をはじめていた(巻頭の写真)ので、
今日は「花」を求めての撮影となりました。

「鶯神楽(ウグイスカグラ)」
2月20日の誕生日花だったので、20日以降注意していたが、
本日、大町公園内で開花を確認できました。


「薺(ナズナ)」
春の七草の一つだが、薹が立つ(花茎が生じること)と、
硬くて食べられず、この時期に開花する。
すでに実を結んでいたが、
この実の形が三味線の撥に似ていることから「ぺんぺんぐさ」とも。


「蚤の衾(ノミノフスマ)」
ナデシコ科ハコベ属の植物で、花弁が10枚あるように見えるが、
一枚の花弁が2裂しているためで、花弁は5枚。
小さな葉を蚤の布団(衾)に見立てて名づけられたと言う。


「接骨木(ニワトコ)の花序」
開花はまだ先だが、ブロッコリーのような形状が面白い。
その形状が脳裏に残っていたのか、
帰り際、スーパーでブロッコリーを買って来てしまった。


巻頭の写真の「カラミザクラ」はやがて実をつけ、
5月の連休頃には完熟(下の写真)して食べられる。
佐藤錦などのサクランボより小さいが、最近は市販もされているようである。



「なえ」は幾つになっても怖い。

本日撮った写真を整理して居ると、
16時49分過ぎにゆらゆらと・・・やや長周期の地震が・・、
しかも、徐々に揺れ幅が大きくなった。やばい!!!

ガタガタと揺れるのは、最初に大揺れし無ければ直下地震ではなく、
揺れの大きさで避難行動に移る余裕もあるのたが、
今日の揺れには迷ってしまった。
迷っているうちに「なえ(地震)」は鳴りを潜めたが・・・・。
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満開の寒桜と目白と鵯

2017年02月27日 | 写真

朝から曇天で寒く、15時過ぎまで晴れることが無かった。
暖かだったり寒かったりの三寒四温の季節だが、
暖かさに馴れた体への寒さのしっぺ返しには気をつけなければならない。

ということで、
昨日撮って来た写真の中から、桜と野鳥を。

「鵯(ヒヨドリ)」
巻頭の写真のように満開の桜に囲まれているヒヨドリは、
花よりも、花蜜の多さに喜んでいることだろう。
嘴が桜の花粉で黄色に染まっているのもこの季節ならであろう。

下の写真は吸蜜中のヒヨドリだが、
尾羽の付け根には綺麗な羽が付いていた。
雄か雌か、それとも婚姻色なのか調べたが不明だった。


「目白」
目白も多く集まっていたが、撮影のために場所を移動すると、
まずヒヨドリが移動し、ヒヨドリの移動で目白は近くの山に逃げてしまうことが多い。


今回はNIKON-B700を使ったが、望遠側の被写界深度が浅く、
下の写真のように、左側の目白には焦点が合っているが、
右側の目白にはボケが見られる。


下の写真は、寒桜の並木近くにある「瑞雲寺」の建物で、
左上には東京スカイツリーの姿も見えている。


明日はもう2月尽(季語で2月末のこと)・・・・。
雨や風で外に出られなかった日が多かった分、
余りにも早すぎる2月だった。
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「咲き始めた辛夷」と「蕗の薹と瑠璃唐草」と「ブログ開設以来4380日」

2017年02月26日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

風も無く快晴だったので、
5日ぶりの大町公園散歩となった。

やはり初春の5日間は自然の動植物に変化をもたらしていた。

先週は開花にはもう暫くかかりそうに思えた「辛夷(コブシ)」が、
樹の中ほどで開花を始めていた。
開き始めていたのは1輪だったが、
他の蕾みの幾つかは硬い殻を破り白い部分が見えていた。

「辛夷咲き初むる」


巻頭の写真は、同じ蕾を反対側から撮影したが、
逆光のため、コントラストが強くなり、日陰の部分が不鮮明であるが、
中ほどには、黄色の雄蕊が見えている。

蕗の薹も開花しており、1cmにも満たない小さな蝿が吸蜜に来ていた。
蝿の名は「褄黒金蝿(ツマグロキンバエ)」で、体長は6~7mmほど。


近くの「瑠璃唐草(ルリカラクサ=オオイヌノフグリの別名)」でも吸蜜しており、
吸蜜しているところをピクセル等倍でトリミングしたのか下の写真。
複眼に縞模様が見られるのがこの褄黒金蝿の特徴でもある。
また、名前のように翅の先端には黒い模様がある。


公園近くの梅林に植栽されている数本の「河津桜」も満開を迎えていた。
街道沿いに咲いているためか、野鳥は来ておらず、
吸蜜と花粉集めにやってきた西洋蜜蜂で賑わっていた。


帰宅途中、上空に見られたのが天を2分する一直線の飛行機雲で、
上空が無風状態で且つ湿度が高い時に見られる。
尾翼が赤色、4基のエンジン部分が青色だったことから、
この航空機は、DELTAのジャンボ機と判明した。


飛行機雲は天候が下りきみの時に出やすく、
当地の明日の天気予報は「午前中曇り」となっている。


私のブログも今日で4380日を迎え、
単純に365日で除算すると丁度12になった。
4年に1回あるうるう年を考慮に入れると、
あと3日で満12年と言う節目を迎えるのだが・・・・
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COOLPIX B700を使いこなす(9) デジタルズームを使う

2017年02月25日 | あらかると


夕景の中を、国際線旅客機が飛行機雲を作りながら、
富士山方向に向かっていたので、
COOLPIX B700のデジタルズームを試してみた。

下の写真は、35mm換算(以下同じ)で40mmで撮った、
ほぼ肉眼で見たものと同じ飛行機雲。


上の写真の機体部分をピクセル等倍でトリミングしても、
下の写真のように、光の点(夕日に輝いている)となり航空機は確認できない。


下の写真は望遠端の1440mmで撮ったものを、
4000×2000のピクセル等倍でトリミングし、
更に600×400ピクセルに縮小した画像で、
以後の写真も同じ方法で作成したもの。


上記写真の元画像から機体部分をピクセル等倍でトリミングしたのが下の写真。
夕景ではこの程度の解像は得られるが、実用性は薄いようである。
やはり望遠端での撮影は、ピーカン状態でその力を発揮するようである。


下の写真はデジタル2倍の2880mm相当で撮った写真


上の写真のピクセル等倍の航空機。
画質は実用性には程遠いぐらいに荒れてしまったが、
肉眼では見えないものがここまで写るという凄さは評価できる。


全て三脚使用で、ISO200設定の「P」モードでAF撮影。「手ブレ補正」はOFFでした。
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春光 (写真俳句)

2017年02月24日 | 写真俳句

これまではさほど感じられなかった春の蠢きが、
公園のあちこちで見られるようになった。

晴れた日には、小さな虫達が飛翔し、
越冬していたトンボやムラサキシジミなどの蝶が、
日向に出てくるようになった。

春光がもたらすものはそればかりではない、
木々の芽を成長させ、
これまで冷たい光景でしかなかった池の水面は、
眩いほどの光を返している。
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