MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

ドラマチックな金色の朝焼け

2016年12月29日 | 写真


今朝は久し振りに全天が朝焼けになり、
日出に併せて一部の雲が金色に輝いた。

余りの美しさに、日出までの二十数分間に120枚も撮ることになってしまった。
朝焼けや夕焼けは、美の頂点がどこにあるのかが分からず、
雲や色彩が変化する度に欠かさずシャッターを押す必要がある。

東の空が明るみ始めた頃には普通の日出になるものと思われたが、
薄雲が広がっていることから、朝焼け出現の期待はあった。
「06時31分撮影」


少し待って居ると、飛行機雲のような一筋の雲が茜色に輝き始めた。
「06時37分撮影」


茜色は一筋の雲から、上空の雲まで徐々に染まり始めた。
「06時39分撮影」


東側に浮かんでいた雲は殆ど茜色に染まり、やがて上空の筋雲までが染まり、
その筋雲は、都心上空方面まで伸びて薄い茜色に染まっていた。
「0643分撮影」


日出方角を見ると筋雲は十本程に分岐し、そのまま金色に輝き始めた。
「06時45分撮影」


太陽が上昇するにつれて、金色に染まる雲の範囲も広がっていった。
地平には厚い雲が広がっており、
今日の日出予定時間(06時49分)よりもやや遅れている。
「06時51分撮影」


地平の黒雲から薄明光線が上空に伸び、まもなく日の出である。
「06時53分撮影」


巻頭の写真が日の出直後(06時56分撮影)の朝焼けで、
この時間帯が朝焼けのピークとなった。
写真的には縮小(600×400ピクセル)してあるため迫力には欠けるが、
元画像は5184×3456ピクセルと10倍近い大きさなので、迫力満点である。
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