MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

大町公園(市川動植物園)の今日(30日)の紅葉状況

2015年11月30日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

大町公園の紅葉山の解放が22日から行われているが、
日当たりの良い場所以外はまだで、
開放日最終日の12月6日ごろには何とか見ごろになるものと思われる。

しかし、明日から数日間真冬のような気温が予想されているため、
紅葉は一気に進む可能性もある。

今日見頃を迎えていたのは公園の南斜面(動物園から薔薇園に向かう遊歩道)で、
楓の紅葉、黄葉、薄紅葉、黄緑、緑と様々で、
日が差しているときの別世界観が面白い。


紅葉している葉をデザイン的に撮りたいなら望遠レンズが望ましいが、
風景画のような景色を撮りたい場合は、どんなカメラでも問題はない。
ただ、曇天よりは快晴のほうが良い結果を生むことになるだろう。


ある漆工芸品の作者は、実際に紅葉をスケッチしてデザインすると言うことを聞いたことがある。


緑の楓も多いので、緑越しの紅葉というのも面白い。


が・・・・・
緑の楓に焦点を合わせ、紅葉をバックにすると緑の葉が別物に見えてくる面白さもある。


水面に写る紅葉も面白い。


今年は台風の直撃がなかったためか例年になく美しい紅葉となっている。
なお、水面の写真以外全て南斜面の楓で、今日撮ったものです。
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夜景撮影中に、富士山方向をISO12800で試し撮りしたら・・・・。

2015年11月29日 | 写真

久し振りに快晴が続いたためか、夜景もまたすっきりとして綺麗だった。
スカイツリーや都心のビル群、六本木ヒルズ(巻頭の写真)など、
まあまあのクオリティで撮ることが出来た。


羽田空港に着陸する旅客機等の航空機灯も良く見え、
長秒露出(下の写真は30秒)すると、航跡を撮ることができる


夜間撮影を楽しんだ後、一つの疑問が生まれた。
空気も澄んで雲のない夜間なら「夜の富士山」も写るのではないか・・・と。
下の写真のように、通常(ISO100、絞りF5.6、露出8秒)では夜の富士は写らない。


と言うことで挑戦してみた。
まず、富士山のある場所にカメラを向け、
周囲に光が入らないような構図を決定し、
ISO値を12800にセットし、AモードのF値7.1、シャッタースピード1/3秒。
撮った直後の液晶での確認では富士山が写っている様子は無かった。
が・・・・
PCで確認すると、微かに写っていたのである。


上の画像を画像ソフトで調整すると、更に明瞭になった。



これまで、画質の仕上がりの悪さからISO400以上は利用したことが無かったのでテストしてみた。
ISO12800(F8.0、露出1.3秒・Sモード)でベランダから、灯りのない方向を撮った。
Sモード(シャッター優先)としたのは、
画質が良くなる「長秒時ノイズリダクション(露出1秒以上で作動)」効果を得るためである。
下の写真がISO12800で撮ったもの


下の写真は、Aモード(絞り優先)ISO100、露出30秒、f5.6で撮ったもので、
露出時間とF値は今使っているカメラとレンズの限界値でもある。


夜の富士山の写真としては使えないが、ISO12800なら写ることが判明したので、
露出時間やF値を操作することで更に良質の「夜の富士」を撮ってみようと思う。
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都立水元公園の「小鴨の大群」に会いに行く

2015年11月28日 | あらかると

今日も昨日と同じ様に良く晴れ渡り、小春日和の一日となった。

冠雪富士も見られ、その写真を撮っている最中に、
先日のような渡り鳥の帰還があった。


土日は公園などは混み合うので、今日は何処に行くべきか迷っていたが、
渡り鳥の飛来を見たため、その飛来地であろうと予測される、
水元公園「小合溜」までポタリングすることにした。

9時少し前に家を出、国分川を経由し、
和名ヶ谷、二十世紀が丘、新葛飾橋を経て水元に入った。
下の写真は紙屋敷付近の国分川で、ハシビロガモなどが飛来してきていた。


松戸警察署前を過ぎて国道6号線の水戸街道に入ると、
やや靄が掛ってすっきり感はなかったが、冠雪富士が見えた。
土曜日と言うこともあって6号線は渋滞気味だったが、
ポタリングは歩道を走るので体力任せである。


新葛飾橋を渡りきったところの草叢で、ウラナミシジミの飛翔を発見し、
近くに止まったのでカメラを取り出した。本日の初蝶である。


予想通り、小合溜では数多くの小鴨の群れを見ることが出来た。
岸から離れてたむろしているのは、まだ人に慣れていない為のようで、
慣れて来ると集団で陸に上って採餌することであろう。


みさと公園で昼食し、時間があったら釣りも楽しもうと用意していたが、
昼過ぎにはすでに斜陽となり、帰宅などを考え釣りは断念した。

水元公園に入ると、一部の鴨の群れは岸の近くにたむろしており、
餌を投げる仕草をすると、案の定寄って来たが、給餌になれてしまったようである。
良く見ると小鴨ではなくヒドリガモの2組の雌雄で、
頭頂部が白く頭部が茶色の個体がオスである。


鴨の群れの中にはユリカモメ(通称・ミヤコドリ)も混じっており、
やはり餌が欲しそうである。


水元公園内を一周して帰宅したが、越冬中とおもわれる、
ヒメアカタテハ、キチョウ、ウラナミシジミ、ウラギンシジミ、
ヤマトシジミ、モンシロチョウなどの飛翔が見られた。

巻頭の写真は小鴨集団。
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極上の写真日和でした(日の出、日本晴、日の入、残照、黄昏)

2015年11月27日 | 写真

今日は一日中大気が澄み、日出から日の入、そして薄暮まで、
カメラを手放せないほどの美景となった。

全国的には荒れた天気のようだったが、
当地は朝から晴れ上がり、日の出時に茜色になった雲がある程度だった。


我が家のベランダからは今季2度目の「冠雪富士」が観測された。
前回の16日に観測された冠雪は5割程度(あくまでもベランダからの観測)だったが、
今朝は真っ白な富士になっていた。


快晴で明るい日は、当然写真の写りが良いので、
いつもの大町公園へと出かけたが、
ピーカンの空は気持ち良く、まさに小春日和の公園を楽しむことが出来た。


日照が有ると言うことは、被写体としての紅葉にも良く、
そこここで、紅葉や黄葉の織り成す光の色彩に見とれてしまった。
22日からは紅葉山も開放されているが、日当たりの良い場所意外はまだ緑である。
にも拘らず、やはり天候に恵まれたためか普段の10倍近い人とすれ違った。


雨や寒さで耐えていた越冬蝶も、光の温かさに誘われ、
あちこちで飛翔したり日光浴をしていた。
今日確認できた越冬蝶は、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ、ウラナミシジミ、
ウラギンシジミ、ルリタテハ、ヤマトシジミなどで、
ムラサキシジミ(下の写真)、ムラサキツバメはオスの個体だった。


日の入り直後は、都心がシルエットと化し、


富士の山頂付近では、雪嵐(ブリザード)と思われる雲が舞っていた。


17時過ぎ(日の入り40分後)には、
ライトアップされた都心のビル群や東京スカイツリーが残照に包まれ、
富士山は残照の中でシルエットになった。


ライトアップされた都心のビル群と残照の組み合わせはこれまでにも何度か撮っているが、
今日ほど美しい残照の光景はなかったような気がする。
下の写真は300mm望遠端でデジタル2倍にて撮影。
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熟柿(じゅくし)

2015年11月26日 | 写真俳句

今日の当地の日出は06時23分で日没は16時30分で、
昼夜ほぼ同じであるが、14時過ぎには斜光となるため、
その時間に里山などに居ると何となく物寂しさが漂い始める。
当然帰宅時間も早くなり、
ブログの投稿なども早くなっているが、これも夜長の為ということになる。


閑話休題

渋柿が樹上で熟れてくると、
柔らかくなると共に渋みが抜け甘くなり「熟柿」となるのだが、
何故か野鳥はその時季を知っており飛来して来る。
熟柿を見分ける能力や、渡りの不可思議など・・・・
そんな解決不可能な野鳥の不思議さを思いつつ句作した。
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