MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

師走の大町公園にて

2020年12月17日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


本格的な寒さがやってきていますが、
市川市の大町公園では紅葉の見頃のピークを迎えている場所もあり、
昨日は公園南端の斜面の紅葉が、折からの快晴で照葉となってました。

噴水池の水面に映る逆さ紅葉は、人が通るごとに見入っているようでした。


すっかり散ってしまった紅葉もあるが、
それはそれで地表に「終の美」を残し鑑賞に値し、
見方によっては感傷も生まれることでしょう。


一昨日は午前10時ごろにも薄氷(うすらい)と霜が残っていましたが、
落葉した赤い楓の葉が霜に包まれているのが印象的でした。


以前の木道の名残である木杭の苔に実生した若楓も紅葉していました。


公園はすっかり冬景色になりつつありますが、
チャンスがあれば各種冬鳥や越冬蝶、越冬蜻蛉などが見られることもあります。


薔薇園ではまだ霜害は発生しておらず、
(昨日今日の冷え込みで発生した可能性もあります)
下の写真は一昨日のものです(名・バニラボニカ)。


園内のベンチで休んでいると目の前に現れたのが鶯(笹鳴)で、
まるで紅葉を鑑賞しているような目線でした。


未だ幼鳥のようで私を見つけるなり、近くの藪に逃げ込み鳴いていました。


帰り際には、上空に飛行機雲が発生していたので、
飛行機を撮るべくシャッターを切り、後で確認すると・・・・
飛行機雲そのものが彩雲化していました。
これまで何度となく飛行機雲は撮っているが、初見の出来事になりました。


今年もあと2週間となりましたが、来年はコロナ禍の終焉を・・・
と願っています。
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