今日の午後の晴れ間の中で、
並揚羽蝶がベランダの柑橘の葉に産卵している姿を発見。
これまで6月には春型の並揚羽が羽化し、
先日の8月26日には夏型の並揚羽蝶(巻頭の写真)羽化している。
産卵シーンを発見したときは産卵の終盤のようで、
VTR撮影はわずか5秒程度しか撮れず、しかもピントも合ってなかったが、
下の写真のように産卵シーンは撮ることができた。
さらに、飛び立つときの瞬間をVTRから静止画にすると、
尾の先に丸い小さな並揚羽蝶の卵も確認できた(下の写真)
産卵が終わった後で柑橘の葉を調べたところ、
10個ほどの卵を確認できた(下の写真)。
中には同じ枝の葉に二個の卵が発見できた。
卵は1mmほどの大きさしかないが、マクロ撮影したものが下の写真で、
表面がつややかな球体だった。
下の写真は巻頭の揚羽蝶が幼虫だったときの写真で7月31日に撮影。
明日から羽化するまでの観察を行う予定だが、
産卵から羽化するまでの写真を撮ることは、
50年以上のカメラ歴のなかで初の経験となる。
ちなみに、カメラ歴は50年以上である。