MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

柿紅葉(かきもみじ)

2015年10月31日 | 写真俳句

6年ほど前の秋、果物屋で買って来た柿が余りにも美味しかったので、
その種を発芽させるべく冷蔵保存し、
春先にベランダに蒔いたところ発芽した。

順調に育ち今年で5年目を迎えた。
そしてこの時期になると、葉が見事なほどに紅葉し、
何度か写真の題材として利用してきた。

「桃栗三年柿八年」というのは正しいようで、
あと3~4年後で無いと花は咲かないし実も生らないのである。

ベランダでこのまま成長させるには不自然なので、
近いうちに田舎へ持っていって移植するか、
実を早く生らす為に接木などをしてみようとも思う。
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秋色

2015年10月30日 | あらかると

2日連続で通院し、普段は時間に縛られることの無い日々が、
バスや電車の時刻や診察予約時間などの制約を受けたためか、
それとも季節の変わり目の変化のためか、ややバテ気味である。
ということで、
今日は晴れているにも拘らずインドアな一日を送った。

新規の写真が撮れていないので、この数日間に撮ったもののなかから、
「秋色」が感じられる木の実や花などを・・・・・。

「ツワブキの花」
あちこちで咲いているが、
管理されている公園で咲いていたこの花は、
下の写真を撮った翌日に消えていた。


「ヤツデの花」
名前は手のように広がる葉の形から八手と付けられているが、
実際には葉が分かれるのは、奇数であり偶数のものを見つけるのは難しく、
5、7、9、11と分岐した葉は確認している。


「木蔦の花」
木の幹を覆いつくすように木に絡み付いている蔦で、
その花を見るのは初めてだった。


「満開の薔薇園」
昨日の大町公園の薔薇園の園景である。


「クサギの実」
遠目には赤い花が咲いているように見えるが、
赤いのは萼で、額に包まれている青い実は染料として利用される。
天然の染料で「青い色が出る」のは「藍」とこのクサギの実だけなのだそうである。


「ベランダの菊」
花の咲くのを楽しみながら育てていた菊が、27日に1輪咲いた。
そして、今日の夕には10輪ほどが開いた。
咲き始めの花弁は深紅で、1日ほどでピンク色になっていた。
蕾が多いのでスプレー菊の一種と思われるが、品種名は不明である。


巻頭の写真は鮮やかな紫の実を付けていた「紫式部」
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野辺送り

2015年10月29日 | 写真俳句

10月25日は、栃木に住む姉の旦那の告別式に行っていた。
関東の平野部は一日中風が吹いていたそうだが、
栃木路は快晴で風も無く、雑木林では紅葉が始まっていた。

葬列の「野辺送り」を句にして良いものか迷い続けたが、
調べてみると、高名な俳人達も句にしていることが判り、
今日掲載することになった。
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光のパイプオルガン(薄明光線)と健康診断

2015年10月28日 | あらかると

昨日今日と通院。
目的は健康診断と健康診断には含まれない検査で、
本来なら昨日一日で終了する予定だったが、
毎日の習慣で「朝食」をとってしまった為に、
正確な検査が損なわれる可能性があり、再検査する必要が出てくることもある、
ということで、健康診断は翌日に延期となった。

で・・・まずは朝の天気が気になる。
今日の当地のスポット天気予報を見ると、一日中曇りで、
夜明け時には、やや厚めの雲が掛っていた。


が・・・・
健康診断の指定時刻の10時ごろには、雲ひとつ無い快晴になっていた。
スポット天気予報はこれまで当たる確率が低く、
やはり、自分で天気図を読み「観天望気」しながら予想したほうが良さそうである。


通院後、病院のある街を当ても無く逍遥したが、
街中での秋らしさは服装の変化程度で、自然の変化ほどの変化は無かった。


閑話休題
15時30分頃ベランダに出ると、太陽を覆い尽くした雲間から「薄明光線」が生まれていた。


変化する光線を撮っていると、
16時過ぎには雲間から地上に幾筋ものの光線が降り注ぎ始め、
宮沢賢治が「光のパイプオルガン」と名付けた「薄明光線」の出現である。


東京スカイツリーが、薄明光線を受け僅かに輝いていた。


南東には入道雲が発生し茜色に染まっていたが、
その雲の下まで薄明光線の帯が届いていた。
下の写真はベランダからの視野の130度ぐらいを「パノラマ撮影」したもの。
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富士山の笠雲が「富士山」の形

2015年10月27日 | 写真

もし、富士山の上に出ていた雲が、
富士山の形をしていなければ、今日は別の記事が用意されていた。
が・・・・
富士の見えるベランダのあるこの場所に転居して10年以上になるが、
今日のような雲を見るのは初めてである。

今夕も秋冬に多い美しい夕景になった。
下の写真の左端のビル越しには、
雲が無ければ富士が見えるのだが(昨日のブログ記事5枚目の写真参照)、
雲が垂れ込めていてその姿を確認することが出来なかった。
「16時42分撮影」


当地は16時47分頃に日没を迎えたが、夕景の写真を撮りながら観測して居ると、
低い雲で見えない富士山の上には富士山のような笠雲と、
笠雲だったと思われる雲が幾つか浮かんでいて、茜色に染まった。
撮った時には気づかなかったが、旅客機の機影も確認できる(巻頭の写真「16時51分撮影」)。

「16時52分撮影」
当地周辺は薄暗くなってきたが、
高度にある雲は夕日を受けてしばらくは輝いている。


「16時57分撮影」
茜色に染まっている部分から、この雲が笠のような形であることが判る。


日没後の16時50分頃の西の空模様。
下の写真の右上の雲の下を・・・・


旅客機が飛んでいた(下の写真中央部分の光っている物体)。


「16時49分撮影」
サンセットフライト、一度は経験したいと思う。

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