MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

冬青、譲葉、ガマズミなどの果実

2016年11月30日 | あらかると


昨日訪れた「ゆいの花公園」内を歩いていると、
とある樹木から3羽のヒヨドリが逃げていった。
その樹木を良く見ると、黒い実が沢山生っていて、
一見美味しそうだったので近寄って撮った。

樹木には「ユズリハ」の名札が付いていて、
果実を見るのは初めてだった。
帰宅後調べてみると果実は有毒で食べられないそうである。

「ユズリハの実」


園内には他にも実を付けた植物が有った。

「冬青(ソヨゴ)」


「チェッカーベリー」


「コトネアスター`オータム・ファイヤー`」


何故かゆずの樹もあり、やや大き目の実が実っていた。
明日は12月1日で「師走入り」・・・・・・
冬至には柚子湯に入り、南瓜を食べる習慣があるのだが、
銭湯に行かなくなってからは柚子湯に入ることはなくなっている。
やはり、
数個しか入っていない自宅風呂より数十個の入った銭湯がいい。


巻頭の写真は「ガマガミ」
初冬と言うこともあって葉は全て落ちてしまったが、
緑の葉に赤い実という組み合わせも写真的には面白い。
ビタミンCやポリフィノールが多く、果実酒にすると疲労回復に良いと言う。
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日光浴をする冬の蝶など

2016年11月29日 | あらかると


今日はやや遅めの午前11頃に大町公園へ。
恐らくこの秋一番の人出で、ある団体は100名近くが枯葉を踏みしめつつ・・
そのほかに30名近い団体なども数組。

で、大池(噴水池)付近でコーヒータイムをとって居ると、
仲間の常連さんが現れた。
約30分ほど雑談し、一緒に公園を後にした。
と言うことで、公園にいたのは1時間程度だったが、
人が多すぎ撮影意欲がやや失せたので、別の公園へ・・・・。


たどり着いたところは「ゆいの花公園」で、
昼食の時間と風が強かったためか、散歩する人の姿はゼロ。
貸し切り状態で園内を散策。


途中で蝶の飛翔を確認したが、
越冬蝶は春夏の個体と違って、警戒心が強くなかなか近くに止まってくれない。

諦めて園内を半周し蝶を目撃した場所に戻ると、再び現れ、
北風に煽られつつも力強く飛んでいて、また離れていってしまった。
が・・・
この時期の蝶は「越冬蝶」であることが多く、
何とか1枚でも撮りたいと思いつつ飛翔を5~6分ほど追って居ると、
30m程先にあった岩陰に(風が遮られ温かい)止まり日光浴を始めたので、
とりあえずの一枚を望遠端(35mm換算450mm)で撮影。


徐々に距離を詰め3m程の場所から撮ったのが下の写真で、
夏の蝶よりも一回り小さいが、無傷の綺麗な蝶だった。
翅などの特徴から雌のキタテハのようである。


更に別の公園を自転車で走って居ると、
美しいので一目で分かる「ツマグロヒョウモンの雌」が飛び出してきて、
自転車の後方で、やはり風の無いところに止まり翅を広げ日光浴を始めた。
相手を刺激しないように、自転車に跨ったまま後ろを向いての一枚。


更に望遠端で撮ったものが巻頭の写真で、
自転車をとめて近付こうとしたら、やはり逃げた。
どうやら5~6mほどに近づくと逃げるようである。

休耕地で草叢になっていた畑に咲いていた蒲公英には、
花虻の仲間(ヒメハナバチ??)が吸密していたが、種類は特定できなかった。


当地で見ごろになってきた紅葉の名所は多くの人を集めているが、
様々な樹木の実り(果実)やビオラなどの花が見られるにも拘らず、
ゆいの花公園が閑散としていた事には驚かされた。
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紅葉進む公園と冬景色

2016年11月28日 | あらかると

早朝は雨が降っていたものの、8時過ぎには晴れ渡り、
冠雪富士がすっきりと姿を現していた。

「冬の富士がすっきり見えるときは風が強い」というのが、
関東地方の観天望気の諺で、ほぼ一日北西からの風が強かった。


団地内の樹木は桜と欅がほぼ落葉し、
日陰の柿の葉が落葉中である(下の写真滑り台の奥)。


雨後の大町公園へ出掛けた。
が・・・午前中は雲が多く、風が冷たかったこともあって、
昆虫の姿は蝿の仲間以外は姿が見られなかった。

先日絶好の色彩を呈していた楓は枯れたり散ったりしていたが、
楓の数は多いので、
この時期は何時行っても何処かで華やかな楓を見ることができる。


遊歩道を歩いて居ると、猫が一匹・・・。
薔薇園を縄張りにしていたロシアンブルーの血を引いている最古参の野良で、
餌やりが禁止されたいまでは公園全体を闊歩している。



閑話休題

冷えは空気中の湿度を低くするため、夜景もまたすっきりと見える。
放射冷却で明朝は更に冷え込むものと思われる。


都心周辺では夜でも雲が白く見えることがある。
地上の明かりを反射しているのである。
何気なく夜景を見て居ると、上空の雲が小動物の顔に見えてきた。


明日は今日よりも陽射しに恵まれそうである。
日差しが有ると越冬蝶が日を浴びに出てくるし、
紅葉は光を透かして最上の輝きを見せる。
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はつゆき

2016年11月27日 | 写真俳句

11月としては観測史上初の積雪を観測した日の翌日、
とある公園に雪景色を撮りに行った。

薔薇園の薔薇の花にも積もったであろう雪は殆ど消えていたが、
日陰に在る薔薇の花の数輪には雪が残っており、
撮影しているとき、風に揺れて落下した。

そよ吹く風は冷たく、寒さ慣れしていない身に凍みこんだ。
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「松戸駐屯地創立64周年記念行事」と「都心を包む薄明光線」

2016年11月26日 | あらかると


松戸駐屯地創立64周年記念行事に行ってきた。
我が家からは自転車で10分ほどのところに有り、
最近では毎年のように見学に行っている。

いつもの年よりもやや遅めの開催だったため、
正門から続く銀杏並木は丁度見ごろで、
並木に沿って様々な屋外売店が並んでいた(巻頭の写真)

10時から12時までの限定開門である西門から入ったが、
すでに式典は始まっており、暫くの間鑑賞。


逆光だったので来賓席の南側まで移動し、式典儀礼中の様子を見学したが、
やはり、号令一つできびきびと動作する様は自衛隊そのものである。


記念式典の後に音楽演奏をする「東部方面音楽隊」で、
女性の隊員も見えるのが近年の自衛隊で、
私が海自にいた頃は自衛隊病院の看護婦が隊員に過ぎなかった。


つい先日ネットで知ったのだが近隣の「松飛台」と言う地名の由来は、
「松戸飛行場」と言うことだった。

さらに、
大町公園の常連さんが子供の頃はまだ飛行場があり、
米軍が管理していたようだ。
子供のため結構自由に遊びに行けたらしいが、
正門の警衛している軍人さんに手招きされて寄っていくと、
「乾パン」を貰ったそうで、当時は大変美味しかったようである。
又、基地の一部には人の背丈ほどの塹壕(ざんごう=土壕)があり、
木苺が沢山実り、それを採取して持ち帰るのも楽しみだったようである。

で・・・当時の名残が下の倉庫で、元の姿は航空機の格納庫では無いかといわれている。
確かに反対側には大きな扉が備え付けられ全開することができるようである。



閑話休題

本日の15時40分から16時ごろまで都心を包むような「薄明光線」が現れた。

下の写真、右の煙突の奥が新宿方面で、左端が田町、新橋方面のビル群である。


ただ当地から見える都心のビル群は輝いておらず、
雲間からの日光は都心の先に射していたのかもしれない。


今日も寒かったが明日以降も最低気温が10℃を下回るようである。
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