MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

褄黒豹紋、筋黒白蝶、細平田虻、黄腹胡麻斑火捕蛾など

2015年04月30日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

大町公園ではあちこちに生えている山藤が満開で、
大木の藤が樹木を覆って咲いている様は圧巻である。

ということで、
今日は大町公園へ簡単に作れる「おにぎらず」を持って、
のんびりと散策したので、蝶等を中心に紹介します。

薔薇園の「芳純」一輪がまもなく開花しそうだが(巻頭の写真)、
他の薔薇の蕾はまだ小さく、数種の薔薇の蕾に色が乗っていた程度である。

今年初の「褄黒豹紋♂」に出会った。


クレソンの花では「筋黒白蝶」が吸蜜中だった。


姫平田虻より一回り大きな「細平田虻」はハルジオンの花で吸蜜していた。


日陰では白地に小さな黒班のある「黄腹胡麻斑火捕蛾(キハラゴマダラヒトリガ)」が、
葉の裏側に止まっていた。
下の写真は葉の先端を持って裏返しして撮ったものだが、
ほとんど動かず撮りやすかった。


「塩屋蜻蛉の交尾」
白い尻尾の蜻蛉が♂、こんな番(つがい)を見るのもはじめてである。


白いやや大きめのスミレの花を発見。
調べた結果、もともとは園芸種だったようで、
それがあちこちで野生化していると言う。
「ビオラソロリア スノープリンセス」


「雪の王女」と言うネーミングが面白い。
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常盤平「金ヶ作公園」の躑躅など

2015年04月29日 | あらかると

金ヶ作公園はテニス場や野球場などがあり運動公園的な色彩が強いが、
その東側には小さな緑地があって、
春の若葉や秋の紅葉の時期には立ち寄ることがある。

先週も近所を通ったので立ち寄り写真を撮って来た。
新緑とツツジが見頃だったにも拘らず人が居なかったので、
自由なアングルで撮ることが出来た。


躑躅の名所には何箇所か行っているが、
最近では身近に植栽されていることが多く、
わざわざ混雑するところにまで行って撮る様なことは無くなった。


下の写真は、中央奥の紫の花にピントを合わせて撮ったのだが、
望遠レンズを使ったため、前景がボケてしまった。
F値や露出、ISO感度を駆使することによって防げるのだが、
いわゆるスナップ的な撮り方が多いので、こんな撮り方も多くなる。


撮って居るところに「熊蜂」がやってきた。
蜂の仲間としては大きいので注意が必要だが、
急に近付いたり、直接触らなければほぼ安心で、
蜂の行動パターンがわかってくると、採餌中なら10cmぐらいまで近付くことができる。

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姪っ子が春の褒章で「紅綬褒章」を受章することになった

2015年04月29日 | あらかると

長兄の子である姪が、
昨年10月に高校生の息子と連携し人命救助したことについて、
県警本部長などの表彰を受けていたが、
昨日の内閣府発表により「紅綬褒章」を受けることになりました。
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花水木の花、武蔵鐙、胡蝶花、春紫苑など

2015年04月28日 | あらかると

私の住む近くには、街路樹が花水木だけの、
「ハナミズキ通り」があり、二十一世紀の森への近道でもある。
10日ほど前に通ったときはまだ咲き揃ってなかったが、
今日はほぼ満開の状況で、写真を撮りながら二十一世紀の森と広場に向かった。


で・・・10枚ほど撮った写真を整理していると、
花の中央に細かな花が確認できた(巻頭の写真)。
ということは、
これまで花弁と認識していたのは実は「総苞」で、
中心にあった一塊が花序だったのである。


二十一世紀の森では、
昨年も紹介した「武蔵鐙(ムサシアブミ)」が
仏焔苞(ぶつえんほう・花はこの中にあるが見えない)を伸ばしていた。


「キンラン」も開花していた。


「胡蝶花(シャガの別名)」
胡蝶花というシャガの別名を本日知ったので、
トリミングして胡蝶(蝶の別名)のようにしてみた。

もしも「シャガ」ではなく「胡蝶花」が正式名だったら、
シャガでは想像し得なかった蝶のような花の様子が想像でき、
その美しさももう少し注目されていたのではないかと思った。


「春紫苑(ハルジオン)とコアオハナムグリ」


園内を散歩中に、久々に元英語教師だった老師に出会った。
ベンチに座って数分の四方山話だったが、
話し込む前になぜか飴一個をいただいた。
別れてから口に含んだところ、
程よい甘さと梅紫蘇の香りが口の中に広がった。
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盛春は一気に輝く

2015年04月27日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

日照不足で様々な植物の成長が遅れていたが、
この数日の快晴で、野山は一気に萌え、咲き、急激な変化をしている。

今日10日ぶりに訪れた大町公園も、一変していた。
10日前にはまだ開花していなかった山藤があちこちでほぼ満開になっており(巻頭の写真)、
黄菖蒲もあちこちで開花していた。


また、まだ寒かった早春に剪定されて丸裸同然で土ばかりが目立っていたバラ園も、
土色の空間を埋め尽くすほど葉が茂りだし、一部の薔薇は蕾をつけ始めていた。
5月上旬には開花しそうな勢いである。


紅葉山ではあちこちで「キンラン」が開花していた。
ギンランはまだ見当たらなかったが、やがて開花することだろう。


松飛台近くの農地では、
3月に咲いた唐実桜が、たわわの実をつけていた。
ある暖かい年には、5月の連休に赤く熟したのを覚えているが、
下の写真のような状態から察するに、5月半ば頃に食べごろとなることだろう。


ベランダから真下に見える欅の木もいつの間にか、
黄緑から緑へと変化していたが、
今の季節は変化が余りにも早すぎて、捉えきれない事象も多くなってきている。
捉えたとしても、ここでは紹介しきれないほどの変化があったのである。

更に気温の変化も激変で、
今日はTシャツ1枚で朝から夕まで過ごすことができた。

ちなみに、都心の先月25日の最低気温が3.9℃、最高気温が15.1℃だったが、
昨日の都心の最低気温が12.4℃、最高気温が23.8℃だった。
さらに、
今日27日は北海道十勝地方、福島県などで気温が30度以上の真夏日となっており、
都心でも25度の夏日となっている。これは相当に異常かも・・・・・
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