快晴の青空で絶好の撮影日和となったので、
近隣と大町公園を回って来た。
まず大町公園で驚いたのは、黄菖蒲の開花。
まだ季節的には早いのだが一輪だけ咲いているのを確認した。
「胡蝶花(シャガ)」
10日ほど前から咲き始めているが、花の数も大分多くなっている。
「接骨木(ニワトコ)」
大町公園で開花を確認できたのは昨日。
「水芭蕉」
白い部分は葉の変化した「仏炎苞」で、下の写真の黄色い一つ一つが花で、
花の付いている部分は「肉穂花序(花軸が多肉化したもの)」と呼ばれている。
「立壷菫(タチツボスミレ)」
小株に2~3輪程度咲いているタチツボスミレは以前から咲いているが、
下の写真のような大株が多くの花を咲かせていた。
「犬行李柳(イヌコリヤナギ)」
冬芽から観察してきたが、いよよ満開状態となってきた。
「山桜」
大町公園北口の染井吉野は本日午後に満開状態となったが、
いち早く満開になっていた山桜もまだ満開を保っていた。
「近隣の辛夷の大木が満開」
辛夷の大木が満開になると壮観で、付近が一段と明るくなったようである。
「近隣の花桃」
箒状の樹状だったが満開となっていた。
ほかに、木瓜、土佐水木、連翹、桃、李、長実雛罌粟、蒲公英、三槲(ミツガシワ)、三つ葉アケビ、etc・・・と、
枚挙に暇が無いほどの花が生まれている。
ということで取材も追いつかない状況である。
なお、花の名前に意識して漢字を使うようにしているが、
花や動植物についてカタカナ表記が多くなっている現状では、
日本語の良さである漢字を見るだけで想像できる色や形等の世界が失われてしまう、
「イヌコリヤナギ」よりは「犬行李柳」とすることで、
本来の意味が理解できるとおもう。
「コリ」をネット検索しても表示されるのは「肩コリ」で何も解らないが、
「行李」を調べるとそれが何であるかが解るのである。
巻頭の写真は「紫花菜と褄黄蝶♂」