MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

ススキのある風景

2012年10月31日 | 写真

今年もあと2ヶ月となって、近隣のスーパーでは、
賀状印刷やおせち料理の注文の受付が始まっている。
が・・・・
私には殆ど関係のないことであり、
したがって年末年始の有職故実の知識は無に等しい。

話は変わって、
暑さが記録的だった今年の夏の反動か、
10月中における写真の撮影枚数は1200枚ほどになり、
800枚程度がPCに記録されている。

たとえば朝焼けや夕焼は、
3~40枚近く撮ることもあるのだが、
必要なのは2~3枚だけに過ぎないし、
場合によっては1枚も残らないこともある。

そんな10月の写真から「すすき」を・・・

江戸川河川敷


逆井運動公園近くの小川


大津川中流域(巻頭の写真も)


釣り場の川面に映った「逆さススキ」
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美しかった今日の朝焼け

2012年10月30日 | あらかると

早朝、ベランダに出てみると朝焼けが始まっていた。
やや多目の雲が出ていたが、
朝焼と雲の組み合わせは「絶景の朝焼」になる確率が大で、
厚着をして待った。

5時40分、地平線近くの雲が茜色になってきて、
上空の雲までやや茜色になった。


5時50分、上空の雲が染まり朝焼けはピークを迎えた。


6時00分、雲が徐々に消えて青空が現れ、金色の雲が青空を彩った(巻頭の写真)。

で・・・・・
今日の朝焼けは関東各地で見ることが出来たようで、
NHK第一ラジオの8時からの「すっぴん」には、
各地から朝焼けの写真が届いていた。
ということで・・・・
私も記録として残してみました。
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初鴨

2012年10月30日 | 写真俳句

鴨の姿があちこちで見られるようになった。
まだ数は少ないものの、
一番遅くやって来るという緋鳥鴨や尾長鴨なども散見される。

鴨は真夜中も飛ぶことができ、
シベリア大陸から日本にやってくるときは、
星座が羅針盤となっているといわれている。

長い旅路の果てに近くの川にも飛来し体を休めている。
が・・・・、
まだ人に慣れていないようで、警戒心がやや強いようである。
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秋めく「21世紀の森と広場」

2012年10月29日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

朝から出掛ける予定だったが、
長袖一枚では寒かった昨夜のことを考え、
部屋の模様替えと冬支度をすることとなった。


午後になってやや北寄りの風が出てきたが、
週末は外出をしていなかったので、
近くの21世紀の森と広場へ「ウオーキング」を兼ねて散歩。

園内で一番目立っていたのがコスモスの花で、
逆光の中で輝いていた。
園内のコスモスは時期をずらして種まきをしているようで、
8月中旬ごろから順次咲いていたが、この畑が4~5箇所目だと思われる。
天候に恵まれたためか、季節に合っていたためか、今回が最高であった。
ということで、
特に構図も考えず「エィッヤッ」と記録的に2枚だけ撮った。


千駄堀の傍らには、
群れもせず、覇を争うこともないような「淑やかな薄」が、
風の中で踊っていた。


草むらの中では、
風に飛ばされまいと、じっと風に耐えている「キチョウ」が居た。
秋が深まるとともにめっきり個体数が減ってきた蝶類だが、
なかには「キタテハ」のように蝶のまま越冬するものも居る。


すでに桂の木やケヤキは紅葉を始めていて、
21世紀の森と広場は一気に秋めいてきている。


緑の里を流れる小川の岸辺には「キンエノコロ」が、
午後の光を浴びて金色に輝いていた。
座って視線を落とすと、金色に輝く別世界が展開するのだが、
その「別世界」を満足に表現できていないのである。
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野原の冬瓜成長記

2012年10月28日 | あらかると

第一フィールドの雑草に覆われた休耕田で、
南瓜の花のような黄色の大型の花を見つけた。

黄色の花だけなら踏み入って写真を撮ろうなどとは思わないが、
まもなく終期を迎える露草の花が周囲に咲いていたので、
「黄と青のコラボレーション」的な写真が撮れるかもしれないと撮影。


で・・・やはり何の花か気になったので別の花を見ると、
花の根元に「毛むくじゃらの小さな実」が付いていた。

実が産毛で覆われているのは、
この植物の種の継続のために、
実が虫に食われないように進化したものであろうから、
人手によって消毒をしなくても完熟する可能性があるということである。


さらにその近くには、花が散った15cm位の実が付いていた。
冬瓜だった。


以上の写真は「冬瓜の花」発見時の10月4日の状況。

次に第一フィールドに出たのは、10月12日。
ものすごい成長の速さで、わずか8日間で重量的には10倍近くになっていた。


さらに9日後の10月21日に行くと・・・・・
冬瓜の近くには大量の「葱」が捨てられていた。
どうやらこの場所は、農家が規定に合わない作物を捨てているらしく、
葱の下には以前捨てられたものが腐敗し有機肥料のようになっていた。

大量の葱は選別して捨てたようには見えず、
出荷調整とかの理由があったのかもしれない。
写真左下には、完熟に近い濃緑をした冬瓜が写っている。


田舎の同級生は長男が多く農家を継いでいるものが多いが、
白菜を中心に作っているある友人の話によると、
「豊作だと箱代にもなんねーよ」とのこと。
出荷した分赤字になるので白菜は収穫せず、
トラクターで土と一緒に耕して地に返すのだそうだ。

農家が豊作で「豊作貧乏状態」になったとしても、
農政による出荷調整なら補助金が出るようであり、
したがってスーパーで売っている価格はさほど変わらないのである。

冬瓜の成長を楽しみに次に行ったのは、10月26日。
が、
下の写真の1個だけを残しすべて収穫されていた。
濃い緑色にならないと完熟とはいえないので、この一個だけが残ったのかもしれない。
たぶん次にフィールドに出る頃はこの一個も完熟するであろうから、
収穫されて残っていないかもしれない。
「冬瓜」といわれるように「冬まで」様子を見たかったのに・・・・残念!!


捨てられていた葱は先端を太陽に向けつつ育っていた(巻頭の写真)。
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