MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

石仏と彼岸花

2010年09月30日 | 写真
猛暑だった上旬
一転して雨模様の11月の気温となってしまった下旬
今年の9月は異常だったが、それも今日で終わり。

昨日は開花の遅れていると言う彼岸花を探しに再び
秋めいてきたフィールドへ

そこで見つけたのが巻頭の写真。
昨年も同じ場所で9月17日に撮影しているので
10日ほど遅れての開花だった。

花の茎の出ている根元を見ると
直径が25cm近いと思われる球根の一部が見えていた。
薮蚊が多くて球根を撮ることはできなかったが、
長い年月「二体の石仏」を飾ってきたのかもしれない。
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ツメクサガとセセリ

2010年09月29日 | あらかると
いつものフィールドに、被写体を探しつつポタリングした。
車道の端や畦道や畑の際などの雑草の中で
野生化した韮の花が満開となっていた。

蝶が2匹(動物学上は一頭というように「頭」を使う)いた。
一匹は見慣れた「イチモンジセセリ」(巻頭の写真、上の蝶)
もう一匹は余り見ない蝶だった(巻頭の写真、上の蝶)。

セセリは多少近付いても逃げなかったが
もう一匹は近付くとすぐに飛んで行ってしまう。
そこで300mm(450mm)レンズを取り出して1.5m先から撮影。


撮影しているうちにまた飛んでいってしまったが
すぐに舞い戻って今度は地面に止まった。
今度は近付いても逃げない。
まるで地面に同化した様に動かない。

逃げないとなると1cmマクロ(CANON A650IS)の出番である。
そのとき撮ったのが下の写真。
液晶画面で確認すると「触覚の先端にこん棒状のものがない」し
羽を蝶のように立てない。
と言うことは日本式には「蛾」の分類に入るのだが・・・・


ポタリングで撮ってきた画像の処理が終わってから
この蝶(蛾?)の名が知りたくてネット検索。
やはり蝶類には見当たらず
蛾(900種以上)を探すこと1時間・・・やっと見つかった。

蛾の名前は「ツメクサガ」
詰草を餌にするために付いたようです。

蛾なのに目が可愛いかも・・・(下の写真)
ちなみに外国では蝶と蛾の区別はしないそうです。
なので蛾も蝶も「バタフライ」
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カラスと夕焼け

2010年09月28日 | あらかると
部屋の中で長袖を着ていても寒さを感じる日だった。
正午ごろには雨風が強くなり雷の襲来もあった。

夕刻、カラスの鳴声が騒がしかったのでカーテンを開けると、
2日間続いた雨が止んで青空が出ていた。
猛暑で外に出られなかった分涼しい日には
外に出たいのに・・・恨みの雨でもあった。

電波塔にはカラスが50羽ほど居ただろうか
すべてが野山を領域とするハシボソガラスだった。
街中に巣を作って人を威嚇するハシブトガラスと違い
穏やかなカラスである。

「七つの子」は山に巣を作るハシボソガラスだからこそ出来た
童謡の名作でもある。

童謡と言えば最近余り聴かなくなってしまった
数年前まではNHKや民放でも春に特番を放送していたが
需要がなくなってしまったのだろうか?
親子が揃って童謡を歌う機会があれば
児童虐待そのものが減っていくと思うのだが

カラスは集団になると遊ぶと言うから
てっぺんの取合ゲームをしていたのかもしれない


雲が茜色に染まる頃、3羽、5羽、7羽とねぐらに飛んでいった。



黒いカラスだけでは味気がないので小さな揚羽蝶の仲間である
「ヒメアカタテハ」を・・・小さいが美しい蝶である。


蝶といえば、9月26日のじいちゃんのブログでは、
手作りの超望遠マクロ(自作テレコン)で撮った「蝶」を紹介していました。
手作りながら素晴らしい解像度でした。
一見の価値アリです!!

じいちゃんの住む半島は渡り鳥の中継地で
これからは猛禽類が続々と観測されるようです。
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画像から余分なものを消す

2010年09月27日 | 写真
一昨日の天気予報は外れ朝から雨である。
月末の決済のため雨の中を銀行振込みに行った。
雨の中を歩くのは久しぶりである。

考えることは皆同じ事のようで銀行は混んでいた。
5台あったCD(キャッシュデスペンサー)がフル稼働していたにも拘らず、
15人程度が並んでいて、列が無くなる事は無かった。

銀行の帰途途中には畑がある。
畑の周りには販売用と思われる五葉松が植えられていて
雨の雫を付けていた。
「写真になる!!」と思ったが、
雨の日は濡れるのが嫌でカメラを持っていなかった。


下の写真は昨日松戸の矢切付近まで行ったときに撮ったものである。
ややスモッグが懸かったようで期待はしていなかったが
案の定メリハリのない写真になっていた。

と言うことで加工してみようと・・・・


上の無修正の元画像を画像処理ソフトで「アンシャープマスク」を強めにして加工し、
画像にシャープさを与えた。


何とか見られる形になったがやはり高圧線が邪魔である。
と言うことで「邪魔者は消せ」と言う作業を・・・・

Paintソフトを使い、電線近くの空をコピーし
電線の上に上書きした。
出来上がったのが巻頭の写真で、画面がすっきりしました。
しかし、RAW→JPEG→電線処理→縮小処理→アンシャープマスク処理と
修正を重ねるたびに画像の荒れが目立ってきています。
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曼珠沙華咲く

2010年09月26日 | 写真

近くの草叢でやっと彼岸花が咲き始めた。
じっくりと撮りたかったが時間がなかった。
特に赤い色はグラデーションが表現しづらく
2回程度加工するだけで画質が落ちてくる。

その咲き方ゆえに不吉な別名が多い。
子供の頃は「触るな」とか「近づくな」などと言われていたが
球根が有毒だったためのようである。

最近ではNHKニュースなども取り上げられるほどの人気のある花になっている。



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