MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

COOLPIX B700を使いこなす(1) 望遠端1440mmで撮る

2016年12月14日 | あらかると


朝から雨で外出できず、
新たに購入したカメラ(COOLPIX B700、以下 B700と省略)に馴れる為のテストは、
午後の日差しが出てきた頃からベランダに出て行った。

取り敢えずB700の望遠端の1440m(35mm換算)から始めた。
光学1440mmを使うのは初めてだが、問題なのは撮像素子の能力である。

下の写真はベランダから写した近隣の光景(順光)で、28mmの画角で撮ったもので、
まあまあの解像度で特に問題となるようなものは無かった。


上の写真の白い矢印の部分の建物(距離約200m)の上部を、
望遠端の1440mmで撮ったものが下の写真で、
タイルの一枚一枚が解像できていた。
これまでの持っていたカメラ(SONY α57)の望遠レンズは450mmだったので、
撮像素子がAPS-Cではあってもタイルの一枚までは解像できていなかった。


下の写真が上の写真をピクセル等倍でトリミングした原寸画像。


これまでに見たことの無い世界を写し取れるので、
B700は合格点といえるのだが・・・・・。

晴れて明るい日没時に、数十キロも先にある丹沢山塊を撮って見た。
稜線の樹木とか、山小屋らしきものが気になっていたのでいたのである。


残念ながら、AF(オートフォーカス)では散々な結果になった。
上記写真の一部をピクセル等倍でトリミングしたのが下の写真で、
α57の450mmで、デジタル2倍で撮ったものよりも解像度が悪い結果となった。


MF(マニュアルフォーカス)とか「風景モード」などの手法も有り、
更にテストを重ね、自分に合った使い方をマスターしたいと思う。

B700の主たる目的は4K動画と広角から望遠までレンズ交換する必要が無い簡便さで、
画質的には余り期待していなかったが、
望遠端の1440mmによる、200m先の被写体の解像力には期待以上のものがあった。
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