MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

ゴーヤチャンプルー掛け冷麦

2009年07月31日 | たべもの・料理
「チャンプルー」とは沖縄料理方法の一つで「まぜこぜにした」料理のこと。ゴーヤと豆腐や肉を入れて混ぜた料理だから「ゴーヤチャンプルー」。

今回の料理、肉はスパムを使いたかったがなかったので豚肉を利用した。
ゴーヤは苦味があるので苦手な人も多いが、鰹節などを混ぜると、舌が鰹節の美味しさを先に感じるために苦味は少なくなり美味しく仕上がります。

豚肉を炒めた(焦げ目を付けると香りが良くなる)ところにゴーヤを入れて更に炒め、ゴーヤがしんなりしてきたら豆腐と鰹節を入れて火を通す。仕上げに「めんつゆ」をやや多めに入れ「汁ダクのゴーヤチャンプルー」を作り、前もって冷やしておいた冷麦の上にかけて完成(写真)。

嫌いだったゴーヤが鰹節と出会うことによって美味しくなったので、野菜嫌いな私の夏場のメニューの一つとなりました。
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夏の空(写真俳句)

2009年07月30日 | 写真俳句
真夏に相応しい青空が出て緑が輝いた。時折吹いてくる南風にあおられている野草や木々の小枝も、躍動感があって頼もしくかつ美しいのでいつまで見ていても飽きることはない。
そんな自然の中にいる人間が楽しいのだから、木魂も楽しんでいるに違いない。

万物に魂が宿るという日本特有の原始信仰は、自然の中で心を研ぎ澄ませて相対したときにその真実を体験することが出来るのかもしれない。


「オトギリソウ」
昨日の散歩中に見つけた花。晴れていたときは黄色の小さな花が開花していたが、帰り際に撮ればいいと思って、公園散策の帰途に寄ったら花が閉じていた。12時前だったので開花していて当然と思っていたが、曇ると同時に閉じた様である。昨日は名前がわからず載せなかったが、名前がわかると載せずにはいられなくなり載せてみました。


「薬草」です。薬草ゆえの怖い物語がこの花にはありました。興味のある方はグーグル検索でお楽しみください
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21世紀の森公園 (みいさんぽー54)

2009年07月29日 | あらかると
前回捻挫した脚部はまだ痛く腫れも引かないが、少しは歩いてみようと21世紀の森公園(松戸市)に行った。10時過ぎごろに到着したが、その頃には晴間が出てきてあっという間に晴れ渡った。
久しぶりに美しい真っ青な青空を見た気がする。雨後の緑も美しく様々な色の雲もあって「油絵の題材」として撮ったものが上の写真。

「吾亦紅」
最近は余り見られなくなってしまった花。「女郎花」「吾亦紅」「薄」は子供の頃の十五夜飾りの定番で、近くの雑木林に行けば簡単に手に入る花だった。自然のままの吾亦紅を見るのは子供時代以来だった。


「ニイニイゼミ」
蝉の仲間では一番最初に鳴き出すが、保護色のためなかなか見つけられない蝉。たまたま近くで鳴いていたので、鳴声を頼りに見つけそっと近づいて撮った一枚。


「ジュズダマの花」
ジュズダマがちょうど花期を迎えていた。イネ科植物の1種で、穀物として栽培されるハトムギの原種。お手玉を作るのに用いられる。


「蓮の花」
蓮の花は早朝に開花するので、11時近いと花もしぼんでいることが多い。小さな蓮田には20以上の花が咲いていたが、風も強く、これだけが何とか写真になった。私の好きな花の一つである。


「ゲンノショウコと破れ蝶」
普通に見られる蝶であったが、止まって蜜を吸っているのを見たら羽が痛んでいる蝶だった。それでも元気に花から花へ飛び回っている。短い生の確かな躍動である。
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つりしのぶ(写真俳句)

2009年07月27日 | 写真俳句
午前中なら余り暑くないだろうと、3時間の予定でフィールド散策に出かけたが、カラッと晴れたときの直射日光はさすがに暑く、わずか1時間で引き上げてきた。

昨年の秋に見た同じ場所に今年も「釣忍」が吊り下げられていた。すぐ下にはベンチがあって若い二人が休んでいた。でもさすがに暑いのかまもなく離れていった。
離れると同時ぐらいに釣忍の下につけられた風鈴が「チリン」と小さな音を立てた。

下の写真は昨年の秋に撮った紅葉した釣忍。
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遠花火(写真俳句)

2009年07月25日 | 写真俳句

サラリーマン時代は様々なスキルアップのために「自己啓発」なるものがもてはやされる。その自己啓発には「自己啓発サイクル」というものがある。

自己啓発の最初は、他人にすすめられたりしての他己啓発によるものも多いが、その自己啓発が目標を達成してしまうと、さらにその上の物を目指そうとする意欲が出てくる。つまり一度目標を達成した喜びが、その人を更なる目標へと向かわせるのである。自己啓発目標設定→達成→自己啓発目標再設定→達成→自己啓発目標再設定と繰り返すことになる。これが自己啓発サイクルと呼ばれるものであり、自己実現のための一つのツールでもある。

隅田川の花火が家のベランダから見えた。
花火を見ながら目標や夢実現に心血を注いでいた頃が懐かしく思われた。同期や先輩を追い越しある程度の地位と収入を得、年に数回は海外旅行にも行っていた。「焼肉を食べに行こうか」と金曜日の夜から韓国に飛んだり、料亭や高級洋食店にも出入りしていた。しかし、その分犠牲になったものも多かったのではないかと今頃思っている。
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