MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

冬ざれ(写真俳句)

2016年12月12日 | 写真俳句

昨日の公園で、日当たりの良いベンチで休んで居ると、
「女郎蜘蛛」がベンチの上を覚束ない足取りで歩いていた。

その一週間前、夏場よりも痩せてやや白みを帯びた女郎蜘蛛とその巣を撮ったが、
その巣には、一匹の獲物も掛っていなかった(写真参照)。

夏場には多くの昆虫たちが掛って、蜘蛛もやや太めであったが、
やはり冷え込むと昆虫達は飛べなくなったり、消えたりで、
蜘蛛の巣の役目が果たせないのである。

命の糧である食べ物が無くなると、生きとし生けるものには危機が訪れる。
昨日のベンチの蜘蛛は巣作りするほどの体力も無かったのかもしれない。
コメント