MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

昇竜のような雲

2011年09月30日 | 写真

ベランダに出ると巻頭の写真のように昇龍のような雲が見えたので撮影。
最初は珍しい雲が出たものだと見ていたが、
冷静になって分析を試みると、
この方向には羽田空港があり、
空港から離陸した旅客機が、雲の中を通過して結果雲が乱れ、
乱れた雲がさらに風に流された結果できたもののようである。

下の写真では、鱗雲が断ち切られた様子がわかる。
左下の電波等の右の胡麻粒のようなゴミは、
時折飛来してくる「ハシボソガラス」の集団が風に乗って遊んでいたところです。


この昇竜のような雲は、約一時間後にも消えず残っていた。
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「21世紀の森と広場」が「秋めく」

2011年09月29日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

昨日の筋肉痛が残っていたものの、
「初秋」を探しに「21世紀の森と広場」へ散歩に出かけた。

巻頭の写真は「シロバナツユクサ」にとまっている「ウラナミシジミ」
ウラナミシジミも珍しいが、シロバナツユクサも珍しい。


千駄堀池は無風状態で、秋の青空を水面に写していた。


冬場には渡り鳥で賑わう池の中央付近には、留鳥の「かるがも」たちが、
一日の終わりを静かに迎えていた。
秋から冬にかけて、こんなモノトーンの世界が千駄堀を包む。


秋の花「ミゾソバ」があちこちの茂みで開花を始め、可憐な姿を見せ始めた。


これも秋の花「カントウヨメナ」では、ベニシジミが吸蜜中だった。


チカラシバはキンエノコロなどと「きらめき」の競演をしていた。


昨日の快い疲れが、秋色の中で癒されているような公園散歩となりました。


昨日のブログで「サクラタデ」としていた花は、
「ボントクタデ(凡篤蓼)」と判明したため、修正しました。
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「みさと公園」から「江戸川河川敷」を撮り歩く

2011年09月28日 | あらかると

涼しくなってきたので久しぶりに友人と撮影行。
目的地は埼玉県三郷市の「みさと公園(巻頭の写真)」から江戸川に出てJR松戸駅まで。

午前中は雲が広がることもあったが、午後からは真っ青な秋空になり、
様々な写真を撮り、様々な会話を楽しんだ。

下の写真は私にとって新発見の「シロサクラタデ」。
桜のような花弁が5枚の小さい可憐な花である。


最初はサクラタデかと思われたが、
前回「21世紀の森と広場」で撮った下の写真はボントクタデと判明した。



みさと公園から都立水元公園の「彼岸花群生地」へ・・・
写真を撮っているとそこに挨拶に来たかのように現れたのが、キアゲハ。
3m位離れたところで吸蜜していたが、
すぐに飛び去って虎杖(イタドリ)の葉の上で羽を休めていた。


水元公園から江戸川土手に出て、葛飾大橋を渡って松戸側の河川敷へ。
太陽がやや傾き始め、イノコロやキンイノコロ、チカラシバの穂が逆光の中で輝いていた。


その河川敷で、ライブビューで撮っていたところ、
液晶には大きな自分の陰が・・・月の明かりに照らされたような暗さで映し出されていた。
その雰囲気が何気にノスタルジックで面白く思わずパチリ・・・。
その瞬間友人が左から無意識的に参加して写真に収まった。

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「五分の魂」と「魂極る魂」

2011年09月27日 | あらかると
鎌ヶ谷に所用があって、ついでにD51機関車の展示してある、
鎌ヶ谷市制記念公園に行ってみた。

丁度昼時だったので、コンクリートでできた丸椅子と丸テーブルで、
昼食を取っていると、草叢で小さなイトトンボが飛んだ。

近付いて写真を撮ろうとしたが、
近付くと飛び立ち、再び数メートル先に止まる。
10m以上追いかけっこをしたが、
「いずれ元の位置近くにもどるだろう」と追いかけるのをやめた。

すると案の定3m先の「カエルッパ」の葉に止まった。
(かえるっぱ【蛙葉】死んだ蛙をこの葉で覆うと生き返るといわれた。オオバコの別名)
少し観察していると、時折飛び立つ小さな虫を狙っているようだった。

まずは1.5mから、標準ズーム端の55mm(35mm換算82mm)で撮った。
が・・・シヤッターを切る前に逃げられた。


が、また同じところに止まった。
55ミリの最短撮影距離の23cm近くまで寄って撮ったのが下の写真。
どうやら「私が動くと小さな虫が飛んでくる」を学んだようなのだ。


ピクセル原寸でトリミングしたのが下の写真。
まあ何とか種類を特定できるぐらいの写真になった。


マクロ撮影と違って被写界深度があるため、頭部から尾まである程度の画像が得られた。


が、画質的にもう少し鮮明なアップが欲しく、コンデジでマクロ撮影に挑戦である。
10センチ近くまでレンズを寄せ一枚。
逃げなかったので更に5センチまで寄り、更に2cmまで寄って撮った。
巻頭の写真は下の写真の頭部をピクセル等倍でトリミングしたものです。


出合ったばかりの時は、2m離れていても逃げたのに、
腰を下ろして少しずつ寄って行ったら1cmまで寄っても逃げなかったし、
近くで立ち上がっても逃げることはなかった。
警戒心が安心に変化していったのはどのような理由なのだろうか?

もしかすると「一寸の虫にも五分の魂」と言う言葉は、
このような不思議な出来事に起源があるのかもしれない。
魂極る(たまきわる=魂の極み=人)人の魂と、人に「五分の魂」と言われてしまった虫の魂の触れ合いは、
「海豚と一緒に泳ぐ」人と海豚との触れ合いと何も変っていないのかもしれない。

下の写真は1cmから撮ったもので、頭部がピクセル等倍、
半身のものは、元画像をそのまま縮小したものです。
ここまで寄ったため、複眼にピントが合ってしまったようです。


コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)のため、ピントはカメラ任せになっています。
また、地面に這うことが出来ないため眼デジ(一眼レフデジカメ)も、
ピントはライブビューのカメラ任せです。


イトトンボの名前は「アオイトトンボ」で、羽を広げているのが特徴。
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三郷公園にて

2011年09月25日 | 写真

昨日は彼岸を撮りに行ったついでに、
「フジバカマが自生している」という、
水元公園の桜土手(自転車道と散歩道がある)と、
水元公園の反対側にある「三郷公園」をポタリングしてきた。

フジバカマは本来の色である藤色の花のものがあったが、
ほとんどは白い系統の園芸種(いわゆる雑種)だった。

三郷公園はバーベキュー広場を中心に家族連れで賑わっていたが、
小合溜(水元・三郷両公園の間にある江戸時代からの潅漑用貯水池)岸辺には、
数人の釣り人がいる程度だった。
下の写真が「小合溜(こあいだめ)」で、向こう岸は水元公園。


この周辺はエノコロやキンイノコロが多く、陰日向の陰影が面白かった。
日向に露出を併せれば陰の部分が落ち込み、


陰に露出を併せれば、日向はハイキーになって陰にあるエノコロが主張する。


木漏れ日が当たるとキンイノコロは、穂と穂先が金色に輝き始める。


人に慣れているのだろうか?
近くに舞い降りてきたチュウサギは小魚を捕食し始めた。(巻頭の写真)
サギの捕食場になっていると言うことは・・・・
小魚なら釣れるかもしれない?・・・いや釣れる!!!
と言うことで
晴れて穏やかな日には此処で釣りをしてみようと思う。
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