MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「フクラスズメ」や「ナツアカネ」が現れ、合歓の花咲き初むる

2015年06月17日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

毎日服用している薬がなくなったので、
病院に行かなければならなかったのだが、
病院よりも公園に行ったほうがどれほど健康的かと思う。

Netで見つけたビジネスジャーナルの記事に寄ると、
日本の病院は薬の出しすぎで、人に寄っては毎日10錠以上服用していると言う。
しかし、薬の相互作用による副作用についての研究は十分にされておらず、
確認はされていないもののその副作用のために亡くなっている高齢者もあるようだと。

結論的には、一日4錠までなら副作用も少ないだろうという。
で、私が毎日服用しているのはその4錠なのだが。
前からある薬の効果については疑問を持っていて、
10年近く毎日飲んでいるのに、改善が全く見られないのである。

ということで、今日も公園へ。
朝から積雲が多く出ており、やや雨の心配もあったが、
午前中で引き上げたため、当地を襲った14時30分頃の局地的豪雨はまぬがれた。

バラ園の自販機小屋前に植栽されている合歓の木の花が、
10輪ほど咲き始めていた。
昨日見たときは咲いていなかったので、
昨日の午後遅くか今朝の開花だったのだろう。


湿地では「ナツアカネ♀」が翅を休めていた。
いよいよ夏本番と言うことを知らせてくれるトンボでもある。


薔薇園の芝生の上では「ツバメシジミ♀」が産卵中だった。


飛翔している姿や縄張り争いをしているのは半月ほど前から、
公園に行く度に目撃しているにも拘らず、
近場の地上に舞い降りることのなかったキアゲハが、
やっと目の前の蒲公英に舞い降り、吸蜜を始めた。


吸蜜中だったので少しずつ間合いを詰めながら撮ったが、
巻頭の写真を撮ったところで、舞い上がって行ってしまった。

樹液場では、カブト虫(♀)が吸液していたが、
他に何かいるだろうと目を凝らして探すと、
なにやら茶色い虫のようなものが・・・・


肉眼では、翅が幹の模様のように見えていたため、
それが何だったのかは不明だったが、
望遠レンズで覗いてみると、翅が確認でき、
更に蝶のような口吻を伸ばして、吸液している姿が見えた。


帰宅後調べてみると名前は「フクラスズメ」で蛾の仲間だった。
撮るために何回かフラッシュを焚いたり、
直ぐ近くにカブト虫が近寄ってきたりしていたが、
全く動じることもなく、吸液していた。


フクラスズメは基本的には夜行性のようなので、
昼間の樹液場の姿は珍しいのかもしれない。

俳句の季語にも「ふくら雀」というのがあるが、
この場合は本物の雀が、冬場の寒さを防ぐために、
羽を膨らまして丸々となっている雀を指している。
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