MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

小さな綿毛を付けた植物の種のような「アミガサハゴロモの幼虫」

2015年06月23日 | あらかると

昨日、大町公園の遊歩道を歩いていると、
開花を始めているツリフネソウの葉に羽毛のような、
種をつけた綿毛のようなものを見つけた。

余りにも小さいので、葉を手に持って調べたところ、
放射状の細い繊維のようなものが出ており、
種のようなものがついていた。


肉眼では確認できないので、
マクロ撮影をして確認すると・・・・・
脚のようなものが付いていて、目のようなものもある。

帰宅後、いろいろ調べてみたがその名前は解明できず、
撮った写真が2枚だけだったことや、
余りにも小さい生命体だったため、このブログには登場しない予定だった。


しかし、
今日散歩に行った21世紀の森と広場の、
集いの広場南側に植栽されている紫陽花を撮っているときに、
似たような固体を発見した(巻頭の写真)。

巻頭の一枚目の写真を撮り終え、次の写真を撮ろうとすると、
なんと、その個体が動き出したのである。
マニュアルでピントを合わせて撮ったのが下の写真である。


上の写真で判るように、虫のお尻に綿毛が付いている様子だったので、
「尻に綿毛のある虫」で検索したところ、
同じ虫の様な写真が存在し、
「アミガサハゴロモの幼虫」であることが判明した。

直ぐ近くの紫陽花の葉には、丸い形をしたものがいたが、
この格好も、
身を守るためにお尻を上げて広げた状態だったことも判明した。


隠れていては面白くないので、葉を叩いてみると動き出した。
尻の綿は、最初の個体よりも多めであった。


やがて、紫陽花の葉の縁を歩いて葉の裏に消えていったが、
この アミガサハゴロモの幼虫も普通に歩いていると発見できなかったし、
たとえ発見しても、脚や目などは肉眼で判別することは難しい。


天気予報では、曇りで昨日よりも荒れる可能性が予報されていたので、
折り畳み傘を持参しての散歩となったが、
当地は、13時ごろには青空に包まれた。
小ぬか雨に降られた昨日よりも天候は安定していて、
20時30分現在一滴の雨も降っていないが、遠雷が聞こえている。
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