MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「塩屋虻」の奇襲を受けた「夏茜」や吸水する「揚羽蝶」など

2015年06月26日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

当地の今日の天気予報は「曇りのち夕方から雨」で、
外出には差支えがなさそうだったが・・・・昼過ぎには雨が降りだした。

梅雨時の予報は余りあてにならず、
折り畳み傘を携行するのが正しい選択といえる。

今朝の4時過ぎには朝焼けが見られ、
青空も見えていたが、9時ごろには全天雲に覆われてしまった。
「朝焼けは雨」の諺も、
午前中から雲に包まれれば真実味が増すわけで、
行先は近場の「21世紀の森と広場」を選択。

園内に入り遊歩道を歩いて居ると、
早速、目の前を蜻蛉の番のようなものが横切り、
直ぐ近くに降りた。
近寄って確認すると、アオメアブかムシヒキのような昆虫が、
ナツアカネを後から抱えていた。


調べた結果、アブの名は「シオヤアブ」で、
時には、スズメバチのようなものまで捕食すると言う。
狩りの方法は、背後からの急襲であり、
急襲前に相手に気付かれた時は殆ど失敗するようである。
急襲した瞬間は確認できなかったものの、
急襲直後の姿を私は見たのである(巻頭の写真)。

千駄堀の水際のマコモの葉には、
体長が30~36mm程度しかない、アオモンイトトンボが止まっていた。
余りにも小さいのでカメラで写し取れるか心配だったが、
何とか種類が判別できる程度に撮る事が出来た。


千駄堀池の階段状の護岸では、
「アオスジアゲハ」


と「ナミアゲハ」が吸水していた。


近づくと警戒して飛び立っが、2頭とも周辺からは離れず、
そればかりか、私を確認するかのごとく私の足元の回りを2周ほどして、
再び吸水を始めた。
蝶のこのような行動は過去にも何回か経験しているが、
もしかすると「安全性の確認」をしているのかもしれない。

「みどりの里」の畑では「ベニバナ」が咲いていた。
ベニバナを見るのは初めてで、
花の開花後の経過とともに、色の変化があることを知った。


ベニバナは古くから口紅や染料に使われたりしていたことは、
写真や読み物で知っていたが、見れば見るほど不思議な花である。
源氏物語の第6帖の「末摘花(すいつむはな・鼻の紅い女性)」の、
「末摘花」が、ベニバナの古名であるという。

学生時代、男仲間でクラスのとある女性に「末摘花」とあだ名を付けたことがあったが、
美人だった彼女に何故その名が冠されたのかは未だに不明である。


本日、新レンズ「シグマ 70-300mm F4-5.6 DG MACRO」が届いた。
これまで使っていたTAMRON AF18-200mmの望遠端で「後ピン」現象があり、
MFでも同じような現象が起きたため、撮影にはやや苦労させられていた。
70mm付近ではAFもMFもジャスピンであり問題は無いのだが・・・・
価格の安さからある程度の不具合は覚悟していたが、
撮るにも修理するにも面倒なので、再び安価なレンズを購入した。


重量が545gとやや重過ぎる嫌いはあるが、値段的に仕方なく、
もしこのレンズが期待以下のものだったら、
カメラ本体を含めてカメラシステムを全更新する予定である。
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