MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

ミドリカミキリ、子持ち万年草の花・・・・など

2015年06月03日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

大町公園(市川動植物園)に出かけることが多くなり、
顔見知りも多くなった。
それまでは、一周して直ぐに帰ってきていたので、
挨拶は受けていたが、返礼だけしか出来なかったのである。

ところが最近は、弁当持参で長居することが多くなり、
ベンチに座り、蝶や昆虫などの飛翔を観察していると、
声をかけられるのである。

毎日やって来て、野鳥や蝶、トンボを追っている公園近隣の人、
毎日リュックを背負ってのウォーキングが日課のご婦人、
公園管理施設の係員の人、学芸員、などなど・・・

先日は、ミドリカミキリ(下の写真)が縁で、初対面ながらも昆虫談義になり、
いつもは「21世紀の森と広場」中心に写真を撮っているという同世代の人。
ウオーキングが中心のようで、一日一万5千歩歩くのだと言う。
今度21世紀の森に行くときは、注意して散歩をしなくては・・・・と思う。
「ミドリカミキリ」


ベンチに座って休んでいると、目の前の草叢の中で、
やや大きめの昆虫が動いた。
なんだろうと近付いて観察すると、私にとっては初見のカミキリで、
カメラを向けたがなかなか表に出てこず、
やっと出てきて草の上に止まったかと思った瞬間飛んで行ってしまった。

諦めて、来た道を戻ること10m程、
そのカミキリを撮っていた人が、一万5千歩の人だったのである。

「ミドリシジミ」
滅多に羽を開かないことから、開くのを待っている人も多いが、
下の写真のミドリシジミは、翅がやや曲がっており、
正面から撮ると、輝く緑の一部が見えていた。


「子持ち万年草の花」
これまでにも何度か見ている花だが、
花の名前は知らなかったので、知る為に撮って調べると、
名前がすごかった。
そればかりが、種ではなく葉の付け根に生じる小さな葉(丸い葉)が落ちて増殖するという。
さらに、多肉植物であるため、
根元から切っても根絶が難しく、万年草の名が・・・・・


「ニワトコの実」
赤珊瑚で作られた工芸品のようである。


「バラハタマフシ(薔薇葉玉蜂の虫瘤)」
野茨の葉の裏に熟した赤い果実のようなものが・・・・・
1時間ほどNetで調べたところ果実ではなく、
薔薇葉玉蜂の虫瘤で、この中で幼虫が育っている。


「バラ園も衣替え」
6月1日に、バラ園は管理会社の京成薔薇園芸㈱に手入れがなされて、
咲き終わった薔薇などが整理されて、下の写真のように、
四季咲きの薔薇のみが咲いている状況となり、
訪れる客も少なくなった。
が・・・・・
人が少ない分、ゆっくりと写真になる薔薇を探せるのがいい。


巻頭の写真は、この時期に個体数の多くなった「オオシオカラ」の番(つがい)。
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