MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

クマノミズキの花に群れる蝶たち

2015年06月08日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

大町公園の自然観察園(市川動植物園自然観察園・長田谷津)の遊歩道に、
水木の花に良く似た白い花が咲き始めていたが、
水木の花にしては開花時期が遅いので調べようと思っていたところ、
今日は「クマノミズキ」と書かれた名札が付けられていた。

三重県熊野地方に生育する水木と言うことで「熊野水木」と名付けられたのだが、
実際には、ヒマラヤ、中国、台湾などにも自生していると言う。

そのクマノミズキの花に、今朝は様々な蝶が吸密に集まっていた。

「ミドリヒョウモン蝶」


「キタテハ」


「キマダラセセリ」
個体が小さかったので、ヒメキマダラセセリの可能性もある。


「スジグロシロチョウ」


他にも緑シジミの雌など数種が吸蜜中だったが、
花や葉に隠れた状態だったので撮ることが出来なかった。

また、バラ園近くの遊歩道では「テングチョウ」が休んでいた。
前回撮った天狗蝶よりも小さな個体だったので雄の天狗蝶かもしれない。


また、クレソンが腐敗した湿地では筋黒白蝶が7頭もの集団で吸蜜していた。


巻頭の写真は、飛んでばかりでなかなか撮れなかった「クロアゲハ」が、
目の前数十センチほどの葉の上に止まった。
とりあえずAFで撮ったが、MFに設定してピントを合わせているときに飛んで行ってしまったため、
この一枚しか撮る事が出来なかった。

本日気象庁から「関東地方も梅雨に入ったと思われる」と梅雨入りの宣言があった。
今夜は雨だが、明日には回復すると言う。
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