MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

澄みきった青空と雨後の蝶

2015年06月04日 | あらかると

昨日とは打って変わり、晴れの一日となった。
明け方は雲が多かったものの、8時過ぎには青空になるとともに、
湿度の低い澄みきった空気に入れ替わった。

都心のスカイツリーやビル群の光景が、真冬並みの透明度になったが、
都心が鮮明に見えたのは、台風一過の5月13日以来である。


さらに、富士山も久し振りの雄姿を見せてくれた。


ということで、遠出のポタリングを計画したが・・・・
天気予報では風がやや強いと言うことで、遠出は止めいつもの大町公園へ。

最初に出会ったのが、珍蝶とも言える「テングチョウ」で、
目の前に現れ近くの木の葉に止まった(巻頭の写真)。

雨後のためか白蝶類やシジミチョウ類が多く、
翅を休めたり吸蜜したり、写真の題材に困ることはなかった。
蝶達にとっての「降雨」は、水の弾丸を受けるようなものであり、
命の危険すらあるのである。

滅多に翅を開かない「ミドリシジミ」が、
木道の上(コンクリート製)で翅を広げたのも、
昨日が雨だったことが影響しているのかもしれない。

「ミドリシジミ」


ヒメジョオンの花の周りでは、
モンシロチョウや筋黒白蝶が7~8頭吸蜜していた。
下の写真には筋黒白蝶が3頭が写っているが、
一番下で翅を広げおなかを持ち上げているのが雌で、
交尾拒否のポーズである。すでに交尾の済んだ雌なのである。


次に現れたのが、初見の真っ赤な「アカシマサシガメ」


花虻の中では一番小さい「キタヒメヒラダアブ」で、
普通に歩いていると見つかりません。
昆虫探しには、ぶらぶらと歩く逍遥がお勧めです。
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