MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

大裏銀筋豹紋、桑紙切、大塩辛蜻蛉など(新レンズのマクロ撮影を試す)

2015年06月28日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

朝から晴れ上がったものの、朝のうちは意外に涼しかったのでやや早めに、
新規に購入した、SIGMA AF70-300/4-5.6 DG MACROを持って公園に出かけた。

まずはレンズの焦点距離200-300mmの範囲で使える、
MACRO設定で撮影開始。

バラの朝露を200mmで撮影。
絞り優先のオートフォーカスで撮ったが、
ある程度の被写界深度があり、ピントもあっている。
(撮影DATA 絞りf6.3、露出1/160秒、ISO-100、焦点距離200mm AF撮影)


薔薇の上で休むベニシジミ。
小さな蝶のためマニュアル(手動)フォーカスにて撮影。
(撮影DATA 絞りf11、露出1/250秒、ISO-100、焦点距離300mm MF撮影)


約1m先に止まっていたオオシオカラ。
(撮影DATA 絞りf9、露出1/80秒、ISO-100、焦点距離300mm AF撮影)


上記を更に「超解像ズーム(デジタルズーム)2倍」で撮った画像。
(撮影DATA 絞りf8、露出1/100秒、ISO-100、焦点距離300mm MF撮影)


ヒメジョオンで吸蜜中のオオウラギンスジヒョウモン。
こちらは、通常設定の300mmにて撮影。
花の数が多く、直ぐ後にはマコモの葉などがあり、
AFではなかなかピントが合わずMFにて撮影。
(撮影DATA 絞りf8、露出1/500秒、ISO-100、焦点距離300mm MF撮影)


新レンズはオートフォーカスが早く、
トンボの様に撮影する対象物が独立しているときは便利だが、
昆虫などはマニュアルフォーカスで撮った方が良好な結果が出る。
また、
最短撮影距離がマクロ設定時(200-300mm時)の95cmで、
それ以外は1.5mのため、1.5m以内の対物は撮影が出来ない。

たとえば、
男子トイレの朝顔の中にクワカミキリが落ちて、
滑りやすい陶器のために出られずにいたが、
私にとっては初見の昆虫だったので、レンズを交換する必要があった。


撮影後、木の枝に掴まえさせて壁に移動してやったが、
暫くはじっとしたままだった。
で・・・・
「頑張れよ」の心算で息を吹き掛けると、カミキリは頭を数回振った。
それはまるで「ありがとう」とでも言っているように見えたが、
そんな筈もなく・・・・その場を後にした。


巻頭の写真もマクロ設定で撮った合歓の花。
(撮影DATA 絞りf9、露出1/500秒、ISO-100、焦点距離280mm AF撮影)
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