MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

ブドウマイマイ、ノイバラマルタマフシ、オナガアゲハなど

2015年06月22日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

早朝は朝焼けで青空も見られたが、
今日の当地の天気の予報は、曇りで所に寄って雨。
が・・・
8時過ぎには陽も射してきたので、
折り畳み傘を持って大町公園へ。


しかし、
上記の写真を撮ってから30分後の大町周辺は、
いつ雨が降ってもおかしくないような雲に覆われてしまった。
覚悟はしていたものの、やはり降られては困るのである。


結果的には10分ほど霧雨が降っただけで、
撮影等にはほとんど影響はなかった。

いつものように遊歩道を逍遥していると、
歩道の真ん中をカタツムリが移動していた。
このままでは、散歩中の人に踏まれる危険性があるので、
出で掴み別のところに移動したが、
余り見ることのない黒い殻を持った個体だったので、
何気に1枚だけ写真を撮った。

家に帰ってこのカタツムリの正体を知ろうとNet検索。
「カタツムリの種類」「黒いカタツムリ」などで探したが、
名前が判明するまでには約1時間半を費やすほどで、
ある県においでは絶滅危惧種に指定されるほどの希少種であり、
「ブドウマイマイ」と・・・判明した。


17日に開花を始めたばかりの薔薇園の「合歓の花」は満開状態で、
毎日公園を散歩している常連さんもその開花の早さに感嘆していた。


別の湿地では、オオシオカラ蜻蛉が早くも産卵中だった。


前回も紹介した、
野茨の虫瘤(ノイバラマルタマフシ・バラタマバチの卵)が遊歩道脇に出ていたので、
フラッシュ撮影。

露出を変更し数枚撮影したものを整理していると、
草の枝のようなものが何となく不自然だったので、
細部をチェックしていると、昆虫の足のようなものが見え、
足のようなものを辿ると、やや大きくなったナナフシが写り込んでいることが判った。


巻頭の写真は合歓の花の花蜜を吸蜜していた揚羽蝶。
オレンジの模様の配置から、オナガアゲハのようである。
昨年は同じ場所で、ナガサキアゲハを撮っているので、
これからはナガサキ狙いで行ってみようと思う。

前回撮り損なった「ウラナミアカシジミ」を探したが、
見つからなかった。
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