MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

春の小川

2014年03月09日 | あらかると

最近まで流れていたスーパーのBGMは「ひな祭り」だったが、
いまは「早春賦」や「春よ来い」や「春の小川」といった、
春の童謡や唱歌が流れている。

と言うことで昨日は早春の大津川へ出かけた。

巻頭の写真は「春の小川」。
大津川支流の小川で、浅瀬を流れる清んだ水が、
童謡のように「さらさらながる」状態だった。

で・・・・対岸の岸辺の湿った土の上に何かが飛んできて止まった。
風に乗って枯れ草の一部が飛んできたのだろうと思って見過ごそうとしたが、
再び動いたので何かはわからないが望遠端でシャッターを切った。


撮影後に確認したが昆虫のようなものが写っていた。
さらに帰宅後PCで確認したところ春の到来を告げる「西洋蜜蜂」だった。


数はまだ少ないが野生化した小松菜の花も咲いていた。
柔らかそうな茎がいかにも美味しそうである。


小川の上流の東武野田線の近くで休んでいると、
春の白い雲が形を変えつつ南へと流れていた。
のんびりとした長閑な時間に包まれてパンをかじっていると・・・


電車の音でその雰囲気は乱されてしまった。


下の写真は昨日の大津川土手で、
やや雑草の緑が増え、散歩する人も多くなり、
歩いているとどこかに人の姿を確認することが出来た。


12日水曜日、都心では15℃の気温が予想されていて、
その後も10℃以上の日が続きそうである。
しかし、「春一番」も予想されていることから、
のんびりと春の野を逍遥できるのはまだ先になるのかもしれない。
コメント