MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

長田谷津(大町公園・市川市)の早春を散策

2014年03月10日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

前回は大雪のために樹木が折れるなどしたため、
数日間休園日となっていたため、久し振りの大町公園散歩と成った。

遊歩道周辺では、数多くの倒木や枝折れが目に付いたが、
すでに散策には支障ないように整備されていたが、
その爪あとは意外に甚大で、遊歩道周りには枝や倒木が積まれていた。。

湿地帯ではオランダガラシ(クレソン)の繁茂が見られ、
湧水の流れる谷津の暖かさを感じさせる。
今日も北風が強く寒かったが、谷津の中は風も少なくまさに別天地である。

遊歩道の直ぐそばで芽吹いていたのは「ニワトコ」で、
ブロッコリーのような小さな花芽が付いていた。
野菜嫌いの私が最近良く食べるようになったブロッコリーだが、
ニワトコの花芽は「ブロッコリーのようである」という表現がいい。


苔(ミズゴケ?)に繊細な花のようなものが付いていたが、
これは「さく」と呼ばれるもので繁殖のための胞子が詰まっているようです。


1月下旬に剪定されたバラ園の薔薇にも新芽が出てきていました。
京成薔薇園芸の手入れにより年毎に花数が増え、
素晴らしいバラ園に生まれ変わりましたが、
今年も百花繚乱のバラ園を見ることができることでしょう。


ニホンアカガエルの卵も孵り、
おたまじゃくしとなって春の日差しの中で群れていた。


谷津の中を流れる小川の周りは、緑も多くなり、
一足先に春がやってきているようでした(巻頭の写真)。
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