MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

春にしか見られない可憐な「ツマキチョウ」現れる。

2014年03月29日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

平年を上回るような気温が続いているため、
様々な花の急な開花と、
一気に現れて活動を開始した昆虫類は、
私の画像ストックを急激に増やしている。

大町公園の開園(午前9時)と同時に園内を散策していると、
ヤマトシジミやキタテハ、ルリタテハ、モンシロチョウ、
モンキチョウ、シロチョウ、ウラギンシジミ、アカタテハなどの出迎えを受けた。

そんな中でも、3年前からその存在がわかっていたにも拘らず、
なかなか出会えなかった「ツマキチョウ」に初めて出会った。

取り敢えず飛んでいるのを無理を承知で撮ったが・・・
なんとか「ツマキチョウ」であることは確認できた。


やがて3m程先に止まったので、以後は連写で対応した。
PCで見て判ったのは瑠璃唐草(オオイヌノフグリ)で吸蜜していたのである。


探し続けて3年目で出合った蝶なので慎重に距離を縮め、
約30枚ほどを撮ることができた。
昨年と一昨年は山桜が散ってから探していたので、
時期的に見つからなかったのかもしれない。


春だけしか現れない可憐な蝶なので、
この時期を逃すと次のチャンスは1年後しかない。
そういう意味では貴重な出会いであった。


蝶はあちこち移動して吸蜜していたが撮影できる範囲内であり、
しかも周囲には人が居なかったことも幸いだった。

別の蝶を撮っているときにたまたま居合わせた人に、
「ツマキチョウ」の情報を教えると、
ツマキチョウが現れた周囲には数人が集まってきた。


土曜日と言うこともあって、ツマキチョウ狙いのカメラマンも多かったようで、
翡翠などの野鳥を狙っている数よりも多かったかもしれない。
で・・・・
いろいろ話を聞くと、大町公園は蜻蛉や蝶など昆虫の密度も高いという。


「ツマキチョウ」は天候が悪いと姿を見せないと言う。
晴れて暖かな日がチャンスと言われているのだが、
そんな日は青空をバックにした桜の写真も良く、
これからの晴れ日には二者択一で迷いそうである。
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