とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2024飛鳥ハーフマラソン

2024-03-13 21:21:31 | マラソン
1週間前にフルマラソンを走ったばかりだったが、飛鳥ハーフマラソンにもエントリーしていた。2022年の第1回に参加して以来、2回目の参加だ。明日香村内の史跡や遺跡周辺をくまなく回る面白いコースだが、アップダウンが厳しく、結構ハードな大会である。ただ、その分制限時間も3時間半と大分緩いので、完走率は95%以上と結構高い。ちなみにコースマップは以下の通りだ。

           (飛鳥ハーフマラソン大会公式HPより)

スタートは、キトラ古墳前の丘からだ。丘陵内の通路に数珠つなぎの状態でランナーが整列している。


スタートは午前9時だが、後方のブロックにいたので、スタート地点を通過するまでには数分を要した。


スタート地点には、ゲストランナーのワイナイナさんや川内優輝さんが声援を送ってくれている。彼らは、最後尾からランナーを追いかけてあっという間に前に飛び出していった。


最初の折り返し地点。飛鳥寺が近い。


沿道では、黄、赤、青の衣装で揃えた可愛い園児たちが応援してくれている。


甘樫の丘前を通過。


飛鳥水落遺跡前のエイドを通過。斉明女帝の息子である中大兄皇子が造った我が国初の漏刻(水時計)の建物跡だ。


最初の給食エイドで出たのは、あすかルビーのくずアイス。明日香村の名産イチゴを葛で固めて冷凍したアイスだ。ハーフマラソンでこれだけの給食が出るのはちょっと贅沢ともいえる。


小学生たちの応援を浴びながら、石舞台古墳方面に向かう。


コースの途中から、石舞台古墳が見える。


この大会の最難関である激坂の上りに入る。


激坂の折り返し地点前にあるエイドでは、ノンアル甘酒が提供された。


折り返し地点に到着。長かった上りが終わり、ここから下りとなりやっと走って行ける。


太鼓の応援に元気づけられる。


後半の上り坂を進むランナーの列が見えるが、そこまで行けるのはまだまだ先であるだ。


飛鳥川の上に掛け渡された男綱を見ながら走る。豊作と子孫繫栄を願い、川下からの災厄や疫病を封じる意味合いがあるとされる奥飛鳥のシンボルだ。


最後の給食エイドでは、古代米柿の葉寿司が出た。通常、ハーフマラソンでは、飲み物と簡単な飴やチョコくらいしか出ないのだが、これだけの給食が提供される大会は他には聞いたことがない。


しばらく前に見えていた後半の上り坂にやっとたどり着いたが、さすがにもう歩くしかない。


坂道の途中に見える菜の花が美しい。


坂道の上からは、起伏に富んだ明日香村の景色がよく見える。桜も咲いている。


文武天皇陵が見えてきた。


高松塚古墳前を通過。


高松塚古墳公園を抜けると残り1キロ。ゴールまでの緩い上り坂が、まったく走れない。1週間前のフルマラソンの疲れが残っていたのか、ラストスパートもできずなんとか無事にゴールする。


フィニッシュ後には、あすかルビー🍓を1ついただく。これが甘くて美味しかった。フィニッシュ会場には、模擬店がたくさんあり、空腹を満たした後、レンタサイクルで石舞台古墳に寄りながら、宿泊先の宿に戻り、帰路についた。明日香村は、坂が多いのでレンタサイクルに乗るなら電動が楽だというのが一番の収穫だった。