よくある回顧的な映画本ではなく、今の目で見た映画全盛期の時代的な背景とそれぞれの映画の受容のあり方の関係を分析してみせているところが、この著者らしい。小津作品の家族の崩壊の仕方や、「シェーン」の原作とその元になった事件(「天国の門」の題材になったジョンソン郡戦争)との関わりなど、読み応えあり。
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