prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「チーム・アメリカ★ワールド・ポリス」

2005年08月23日 | 映画



割と期待していたのだが、ちょっとがっかり。
なんでハリウッドのリベラル派のスターたちが金正日の味方になるのか、理解できず。イヤミにしてもピント外れではないか。スター代表がアレック・ボールドウィンというのもよくわからないセレクション。
「『パールハーバー』は最低」なんてのは、当たり前すぎ。
ただ下品な真似したり汚い言葉吐いたりするだけだと、あまり楽しくないし、スカッともしないのだね。攻撃する対象をちゃんと見定めて、足元固めてぶっ叩かないと。
オープニング、チーム・アメリカが攻撃の的を外してエッフェル塔と凱旋門とルーブル美術館をぶっ壊すあたりは、アメリカの正義の迷惑さを代表しているのかと思うと、途中から反権力みたいになるのも、変。
人形の操演技術は大したもの。人形がゲロ吐いたり血しぶきをあげて吹っ飛んだりするというのは、妙に生々しい。人形が“死ぬ”と、もともと命のないものだからこれまた生々しい。
(☆☆★★★)



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