prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「歓楽通り」

2005年05月30日 | 映画
「シラノ・ド・ベルジュラック」ばりに惚れた女をつまらない美男子に周旋する男の話。なんともいえずマゾヒスティックな感じは同じ監督の「仕立て屋の恋」を思わせる。ただ、一種のコスチューム・プレイ仕立てなので、意匠は華やかであれほど冷え冷えした感触ではない。

娼館の雑用係という女だらけな環境の割に全然縁がなく、かといって嫌われているわけでもない。こういうのを煉獄というのかと思う。
(☆☆☆★)



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