prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ザ・タウン」

2011年10月17日 | 映画
限られた地域に、犯罪者もそこから出て行く上昇志向者も顔を突き合せるくらい接近して住んでいるものすごく狭い世界の感じが良く出ている。
狭い道を生かしたカーチェイスなどアクションはあまり多くないが、ぴりっとしている。

花屋のオヤジが一番の悪だったりする不思議なヒラエルキーはおもしろいけれど、残念ながら演じるピート・ポスルスウェイトがかなり身体が弱っているようで(これが遺作。今年の1月2日にガンで死去。64歳)、「父の祈りを」あたりの冴えは見られない。贔屓だっただけに残念。

代わりに主演のベン・アフレックの幼馴染役のジェレミー・レナーをはじめ、脇がみんないい。キャスティングに監督アフレックは腕を見せる。盟友マット・デイモンも監督デビューするらしい。
(☆☆☆★)

人気ブログランキングへ


本ホームページ


ザ・タウン - goo 映画


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。