毒親を逆さにして毒娘という感じのタイトルだが、特に父親がひどい。
再婚相手とはまだ子供がなく、チクチクと子供作りを要求してくるあたりも自分の連れ娘が可愛いからまた欲しいというわけでもなく妻に言うことを聞かせたいからなのが透けて見える。
平然とDVをふるうかと思うところりと謝るあたりも、人間性にすでに問題があるのがうかがわれる。
よくわからないのは出だしで空き家に入り込んだカップルが謎の若い女に襲われた後、場面が変わるとなんでもないように人が住んでいるものだから過去に戻ったのか時間の順序通りなのか、いずれにせよ変。
若い女のキャラクターが二人出てきて、これが見た目がよく似ているのです。
キャラクターデザインを「ミスミソウ」で内藤瑛亮監督と組んだマンガ家の押見修造がやっているのだが、似せるにしても違いをはっきり描いてからにしてはどうか。