prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

81歳 山田洋次監督「映画をつくる」

2012年09月22日 | 映画
役者がはく履物に役名が入った手作りの名札がつけられているいかにも心がこもった感じ。
今でもスレート式のカチンコを使い、フィルムで撮影してハサミで切ってテープで編集するアナログぶり。
もはや山田洋次でなければ許されないだろう作り方です。

81歳というのは黒澤明が「八月の狂詩曲」を撮った歳です。これくらいの歳になると、作家というのは独自のぽんと突き抜けた境地になることがある。新藤兼人監督もそういうところがあったけれど、あまり山田監督の場合変わることはなさそう。


チャンネル [総合]
2012年9月17日(月) 午前9:05~午前10:00(55分)
ジャンル ドキュメンタリー/教養>カルチャー・伝統文化
番組内容精力的に映画を撮り続ける山田洋次監督の最新作「東京家族」の制作現場に密着。これまでテレビで紹介されたことのない現場の様子から、映画にかける姿が浮き彫りになる。
出演者ほか【出演】映画監督…山田洋次

81歳の今も精力的に映画を撮り続ける山田洋次監督。最新作「東京家族」の制作現場に初めて密着し、監督が映画にかける姿を余すことなく紹介する。物語は不朽の名作「東京物語」をオマージュしたもの。地方から上京した両親と子どもとの葛藤を軸に物語が展開する。妻夫木聡、蒼井優、橋爪功、吉行和子らの俳優から演技を引き出す様子は見もの。番組を通じて、山田監督から現在を生きる私たちへのメッセージが伝わってくる。

9月21日(金)のつぶやき

2012年09月22日 | Weblog


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