prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「バイオハザードIII」

2007年11月28日 | 映画
アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)のクローンがぞろぞろ出てくる、っていうのが見せ場からしてもストーリーからしても眼目なのだけれど、培養されただけで記憶や後天的に身につけた能力や体質まで再現されることはないでしょ。ンなこと言うのはヤボか知れませんけど。

ミラ姐さん、日本での封切直後に出産したというから体型が気になったけれど(すごいドスコイ体型の写真が出回ってましたね)、だいぶ前の撮影と見えて全然関係なし。カットによって荒涼とした世界に合わせたリアルっぽいメイクと、プラスチック製みたいなお肌つるつるのメイク(デジタル修正も入ってるかな?)が混ざっている。
今回は両手に刃物を持っての立ち回りですが、アンデッドって喉を切られると死ぬ(?)んでしたっけ。ゾンビはもともと湿気の強い作りだから、砂漠に置くと割と気持ち悪くなくなる。

砂漠のボロい一軒家の中にエレベーターがあって、降りていくと最新式のバイオ研究所が広がっているというのはマイケル・クライトン原作の「アンドロメダ…」みたい。
中国語表記だけの「東京メトロ」なんてのが出てくるのが、また間違えているのか予想を入れているのか知らないが気色悪い。
(☆☆☆)