prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ベルリン・フィルと子どもたち」

2007年11月21日 | 映画

意地の悪い言い方すると、ラストで子供たちが踊るバックがベルリン・フィルでなくてはならないのかなあ、と思う。権威づけって以上の意味あるのかな。まあ、人が見に来なかったら教育的な意義もあまりないけれど。
ひどい環境にいても、映画で見る限りずいぶん子供たちは明るい。

まず身体を動かして身体感覚から自分をコントロールしていく本来の意味の「体育」のありかたはよく出ていたと思う。今の日本の「体育」だとまず上からの命令に従うことを覚えさせられるみたいだから。
(☆☆☆)