うーん、のんびりした調子がジャック・タチ作品の身上なのはわかるのだけれど、あまりにのんびりしているのでビデオで見るのはきつい。早送りしてもまだのんびりしているくらい。好きな人にはそこがいいのかもしれないけれど。
製作当時(1947)公開された白黒版とは別に保存されていたカラー版。歴史的意義はあるのでしょうけれど、なおさら古めかしく見えるのは仕方ない。
自転車がひとりでにえんえんと倒れずに走るシーンはどういう仕掛けなのだろうと不思議になる。
村に常設映画館がなく、西部劇が巡回上映されているのがノスタルジックな雰囲気。
(☆☆☆)